日本産菌類チェックリストの公開について
日本菌学会 データベース委員会
菌類は昆虫に次いで地球上二番目に多様で、多くの種数を擁するとともに、多くの未記載種が 含まれる分類群である。全地球的な規模で生物多様性情報についての関心が高まる中で、菌類についての情報をまとめておくことがきわめて重要であることは想像に難くない。幸いなことに、 日本産菌類については、勝本(2009)による「日本産菌類集覧」があり、この中に、2008 年までに報告された日本産菌類が収載されている。しかしながら、その後も多数の日本新産あるいは日本からの新種報告がなされている。チェックリスト作成は継続的に行われることが理想的であるため、日本菌学会では、データベース委員会において、各委員の継続的な努力によって情報を蓄積してきた。これらの情報の収集は現在でも継続中であり、一部の雑誌については未収載であるが、一定の期間ごとに情報を公表することが重要と考え、その第一弾として発表することとした。今後も適宜更新・公表していく予定である。本データベースは、今後、ユーザーからの意見によって、さらに改変し、使いやすいものにする必要があると考えており、探索範囲やデータベ ースフィールド(取扱い項目)についても、ご指摘やご意見をいただければ幸いである。
※チェックリストはこちら
日本菌学会 データベース委員会
菌類は昆虫に次いで地球上二番目に多様で、多くの種数を擁するとともに、多くの未記載種が 含まれる分類群である。全地球的な規模で生物多様性情報についての関心が高まる中で、菌類についての情報をまとめておくことがきわめて重要であることは想像に難くない。幸いなことに、 日本産菌類については、勝本(2009)による「日本産菌類集覧」があり、この中に、2008 年までに報告された日本産菌類が収載されている。しかしながら、その後も多数の日本新産あるいは日本からの新種報告がなされている。チェックリスト作成は継続的に行われることが理想的であるため、日本菌学会では、データベース委員会において、各委員の継続的な努力によって情報を蓄積してきた。これらの情報の収集は現在でも継続中であり、一部の雑誌については未収載であるが、一定の期間ごとに情報を公表することが重要と考え、その第一弾として発表することとした。今後も適宜更新・公表していく予定である。本データベースは、今後、ユーザーからの意見によって、さらに改変し、使いやすいものにする必要があると考えており、探索範囲やデータベ ースフィールド(取扱い項目)についても、ご指摘やご意見をいただければ幸いである。
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