これはでかい 田辺で特大マツタケ
紀伊民報 11月12日(火)16時52分配信
和歌山県田辺市宝来町の釣具店「つり友商会」(田上正行社長)に、かさの直径22センチ、重さ約500グラムの特大マツタケが持ち込まれ、話題になっている。
田上社長が同市龍神村の知人にもらった。今まで見たことがない特大の大きさだったため、来店した人に見せて驚かせている。茎は長さ13センチ(太さ5センチ)と短く、かさの上から見るとすっぽり隠れてしまう。
田上社長は「匂いもあっておいしそう。すき焼きと炊き込みご飯にして食べたい」と笑顔で話した。
地元産マツタケ 不作一転、大量に 田辺の市場
秋の味覚である地元産マツタケが和歌山県田辺市稲成町の南紀州青果に大量に入荷し、5日朝の競りで最も高いものは1キロ当たり7万円近くで競り落とされた。不作が続いていただけに市場関係者は「連休の雨がよかった。しばらく続いてくれれば」と期待している。
今回入荷したのは、田辺市の各地で採られた300本余りの計約17キロ。大きなものは長さ23センチ、茎の直径5・5センチ、重さ180グラムもあった。
今年は初入荷が例年より1週間ほど遅く10月中旬。その後も1キロ前後が数回入荷しただけだった。市場関係者は「本来なら11月上旬はマツタケシーズン終盤。今後については読みにくいが、傘の感じからまだ続くのでは」と予想している。
競りに来た店主も「1カ月遅れのピークのよう」と話していた。
紀伊民報
(2013年11月05日更新)