国内市場に出回るシイタケのうち、国産はどれ位だろう?
近所のスーパーでは国産のシイタケを始め、国産きのこを普通に買うことが出来る。
一方、加工品や外食産業では安い輸入品に頼る傾向がある。
この状況を変えたい人たちの挑戦は、農林業に携わる人にとって珍しくない。
地産地消運動(地元で作って地元で消費すると輸送コストと農薬が不要か減農薬が可能になる、食料自給率があがる、などの安心面に着目した運動)、さらに産業廃棄物の有効活用、出来れば砂漠緑化の技術開発へと結びつけて、事業化を目指す合同会社(下記HP)もその一つだ。
8月11日設立
合同会社のよる事業の土台は、有機JAS菌床きのこメーカーが、循環型農林業に適した菌床を提供する事にある。
国内で流通する乾燥シイタケの品質と工程、つまり生産材料から廃棄物処理まで理念を貫き、品質を保証し、知名度を上げたいところ。
理念を分かりやすく伝えた上で、シイタケ農家が一致団結するか、そのハードルを下げられるかが、成功の鍵となりそうだ。
今後、安価な輸入品の流通が減るかどうか、日本社会の変化に着目したい。