見見楽楽 ~九州ぶらり放浪記~

おむすびころころ
鹿児島を中心にあちこち出歩いております。

ぎょうざ専門店「思いやり」‥‥人吉

2008年09月11日 12時48分35秒 | 雑誌取材同行記…熊本編
ぎょうざ専門店の「思いつき」です。
「思いつき」という店名は、思いついた時に食べに来てくれればいいという湯徳ご夫妻の願いが込められています。
メニューは餃子のみで、ビールと焼酎があるだけで、後は何でも持ち込みOK! おにぎり持参で来店する人もいるとか‥。
詳しくは教えてもらえませんでしたが、肉を使わず野菜だけの具らしいのです。それなのに口に入れた瞬間に広がるあの具の旨味はいったい何なんでしょうか?
また、焼けた皮のパリパリ感ともっちり感は絶妙です。取材用に用意していただいた一皿35個の餃子を頂いた上にもう一皿平らげました。あっさり味なので何個でも入ります。
しかもお値段が安っ!7個で200円。写真の大皿35個でも1000円です。

50年近く餃子を焼き続けたお店の壁は、訪れたお客の名刺や有名人の色紙が所狭しと貼られております。
取材中も手を休めることの無い肥後もっこすのご主人としっかり者の奥さんの夫婦善哉的絶品餃子です。




青井阿蘇神社‥‥人吉

2008年09月11日 12時08分17秒 | 雑誌取材同行記…熊本編
今から1200年前の大同元年(806年)に創設された神社。
瓦葺の屋根と桃山期の豪華さを残す社殿は美しいです。
初代の天皇である神武天皇の孫の健磐龍命(たけいわたつのみこと)、その妃の阿蘇津媛命(あそつひめのみこと)、二人の子供の國造速甕玉命(くにのみやつこはやみかたまのみこと)の三柱の神々です。
阿蘇の広大な原野を開拓し、その守り神として阿蘇山のふもとに鎮まる阿蘇神社の御祭神十二神のうち、三神の御分霊が、ここ青井阿蘇神社に祀られたのです。

宮司さんのお話を聞きながら、人吉球磨地方の方々はこの開拓の守護神である阿蘇神社の神々を代々奉り、球磨地方の発展を願ったのではないでしょうか。
この地方の人々は相良氏を初め皆信仰が熱く、相良三十三観音などの寺社仏閣が多く点在しております。

青井阿蘇神社は今年6月に国宝に指定されました。人吉市民は青井さんと呼び、身近な神社が国宝に指定されたことに逆に驚いたようです。
1200年の間、この歴史遺産を大切に守ってこられた人吉の方々に感謝です。









人吉城‥‥人吉

2008年09月11日 00時22分06秒 | 雑誌取材同行記…熊本編
人吉城の城壁です。武者返しが見えます。

ウンチク
人吉藩主相良氏は鎌倉時代初頭の建久4年(1193年)この地の地頭に任ぜられた。その後、戦国大名に成長し、江戸時代に入っても領主として存続し明治時代の廃藩置県まで存続した。つまり678年も一国を治めた稀な藩の一つである。
ちなみに薩摩藩の島津氏もそれに近い稀な藩ですね。


それにしても写真の構図が悪いですねぇ


秋山菓子舗のたい焼き‥‥人吉

2008年09月10日 23時59分36秒 | 雑誌取材同行記…熊本編
ちょっとお茶タイム

今回取材は出来なかったのですが、温泉饅頭で有名な秋山菓子舗のたい焼きです。
このたい焼きはな~んと35年の歴史有るたい焼きなのです。
取材の待ち時間に車の中で食べましたが、おじさん4人がたい焼きを食べる姿は異様だったかも‥‥。
あっ、肝心のたい焼きの味の感想を書き忘れるところでした。生地もあんこもやっぱり美味しいかったです。
後で聞いたのですが、ここの温泉饅頭は皮が硬めで他の温泉饅頭とは異なる美味さがあるとか‥、次回に持ち越しです。


山田酒米店‥‥人吉

2008年09月10日 23時23分53秒 | 雑誌取材同行記…熊本編
人吉といえば球磨焼酎です。芋焼酎の鹿児島人が球磨焼酎の取材に伺いました。
山田酒米店の壁一面には球磨焼酎がズラリ。なんとこの山田さんは球磨焼酎案内人なのです。「球磨焼酎の事なら山田さんに聞け」と紹介されました。
折りしも事故米事件の最中で、某A紙の取材も受けたとか‥。球磨焼酎だけでなくすべての焼酎メーカーの風評被害を危惧されていました。
お話を聞くほどに熱く語る山田さんは球磨焼酎組合も蔵元もお墨付きの「球磨焼酎夢先案内人」でした。
読者プレゼント用に球磨焼酎2本頂きました、ありがとうございました。

こちらが取材し写真を撮ったあとに逆に写真を撮られました。
帰って早速山田さんのブログを開いたらしっかり掲載されていました。



上村うなぎ‥‥人吉

2008年09月10日 22時43分38秒 | 雑誌取材同行記…熊本編
ご存知「うなぎの上村」、超有名店ですね。
土日は県外ナンバーで駐車場は順番待ち、およそ100席の店内は満員です。
しかもここは注文を受けてから捌くので1時間待つことも! 土日なら時間に余裕をもって食べましょう。
うなぎ臭さもなく、皮はこんがりと身はふっくらぷっくり。脂の乗った肉厚なうなぎと秘伝の甘めのつゆ、そして球磨産のお米とのナイスコラボレーションです。
お値段の高いうな重とうな丼はうなぎが2層になっており、ご飯より圧倒的にうなぎの量が多いです。女性なら並で充分かと思います。この味なら高速代払っても食べる価値はあります。
創業100年の味を守る3代目の拘り、そして長年多くのお客を招き入れた歴史ある店の雰囲気が人気の高さを物語っています。





下の写真は「うなぎの朴葉焼き」
朴葉を敷いてネギと味噌とうなぎを蒸し焼きにしてから、それをしっかり混ぜて熱いご飯に乗せて頂きます。うなぎって味噌とも合うのですね。すっごく旨かったです。
ちなみに以前プライベートで食べた、わさび醤油で頂く白焼きも凄く旨かったです。




人吉に取材です。

2008年09月10日 21時40分04秒 | 雑誌取材同行記…熊本編
熊本県人吉市に行って参りました。
温泉と球磨川、球磨焼酎に城下町と見所満載、美味しいモノ満載の人吉、よかとこですたい!

‥ということで、わずか1日で人吉を回わろうというのが無理なので、人吉取材第二弾を勝手に決めました。

【本日お邪魔したトコロ】

JR人吉駅
  ↓
うなぎの上村(超有名うなぎ屋)
  ↓
山田酒米店(球磨焼酎案内人)
  ↓
人吉城跡
  ↓
青井阿蘇神社(今年、国宝に指定されました)
  ↓
思いつき(超有名ぎょうざ専門店)
  ↓
舟小屋(郷土料理)
  ↓
熊本日日新聞人吉販売センター
(S田所長さんお世話になりました)


カレー&プリン‥‥CAFE MARIAGE

2008年09月04日 17時33分37秒 | 美味しいモノ…鹿児島編
鹿児島ってカレー屋さん少ないですよね。ラーメン屋などと比べても情報量も少ない。鹿児島人はカレーには興味ないんでしょうか?
‥ということで、和田2丁目の「CAFE MARIAGE」(カフェ マリアージェ)さんのカレーネタです
アンティークな雰囲気のお店は温かさを感じます。(暖炉があるからでない)
さて看板メニューのカレーはその名も「銀マリカレー」。野菜をコトコト煮込んだ拘りのカレーらしいです。
全く具の無いサラサラカレーで野菜のエキスたっぷりの優しいカレーです。初めは感じない辛味も後からジワァ~ときます。口当たりもすっきりした味なので、たまに有りがちなカレー独特の食後の胸焼けもありません。すっきり爽やかなカレーです。
濃厚なビーフカレーや野菜ゴロゴロのカレーの好きな方にはおススメしませんが‥‥

さて、皆さん。カレーを食べていると壁に貼ってあるプリンが美味しそうに微笑みかけてきます。皆さん迷わず注文しましょう。
これがまた、キャラメルたっぷりの大人のプリンなのです。キャラメルの苦味がプリンの甘みを充分すぎるほど抑えております。 はっきり言って美味しいプリンです


酸辣湯麺‥‥満正苑

2008年09月03日 22時01分14秒 | 美味しいモノ…鹿児島編
鹿児島で坦々麺といえば満正苑、満正苑といえば坦々麺。有名店の人気メニューですが、私は満正苑の酸辣湯麺(スーラータンメン)が大好きです。
元々は満正苑のまかないメニューだったとか‥。酸味が効いてラー油の辛さがたまらない一品です。
ただ、初期の頃からすると辛味が弱くなった気がします。以前は黒胡椒とラー油の量が多くかなり辛味が強かった気が。
‥ということで今日はとうとうお店の方に言ってしまいました。
私‥「以前より辛くないですよね」
店員‥「確かに以前はもっとラー油が多く表面が赤かったですね。ラー油を持ってきましょうか?」
その後ラー油をちょっと多めにかけていただきました。旨かった!

しかし、最近こんな事を口に出してしまう。食事の席でつい‥‥
やはり中年なんだよなぁ~‥



マイブーム‥‥坊津の華

2008年09月01日 18時54分14秒 | 美味しいモノ…鹿児島編
最近お気に入りなのがこの塩「坊津の華」。
以前このブログでも書いたが、坊津の日高夫妻の作る天然塩は最高に美味い。
天ぷらは勿論、先日は塩焼きそばにも挑戦。また最近ハマってるのがおにぎりでハーブ入りバージョン「坊津の華」のおにぎりは最高に旨いです!
東シナ海の天然ミネラル豊富な甘い塩なのですが、何と言っても仲の良い日高夫妻の愛情もたっぷり入っています。

写真は2月に日高さんの工場で撮った写真です。ちょっとピントがズレてますがご勘弁を‥‥。