見見楽楽 ~九州ぶらり放浪記~

おむすびころころ
鹿児島を中心にあちこち出歩いております。

天然酵母パン『むく工房』…熊本県芦北町

2009年09月07日 22時32分08秒 | 美味しいモノ…熊本編
先週の土曜日は義兄の住む出水に行ってきました。
普段は川内までの南九州自動車道を使い、1時間半で出水まで行けるのですが、今回はちょっと遠回りです。

鹿児島→人吉→球磨村→芦北→水俣→出水

いや、かなり遠回りです。

今回の“かなり遠回りコース”を選んだ目的は二つです。


まずは芦北のパン屋さん。

超自然派の天然酵母パンの『むく工房』です。
場所は、芦北の中心部佐敷と球磨川の中間の山の中。
『むく工房』の“むく”は純粋という意味。
国産小麦だけを使い、天然酵母で発酵、そして薪の窯。そして山の中。
これだけ聞いたら行くしかないでしょう。




お店は手作りのログハウス。
店内にはパンだけでなく自家製のお米も販売してます。
そして手作りの木工品。






天然酵母らしいちょっと固めのパンは噛めば噛むほど小麦の味が…。


空きスペースを利用してコーヒーも飲めます。
当然、オーガニックのコーヒーです。
まろやかな苦味を抑えた美味しいコーヒーでした。


『むく工房』はオープンして20年弱。
土日祝だけパンを焼き、他は農作業をされているとか。
パンに利用する小麦も将来は自家製100%を目指しているようで、とことん“自然”に拘ったパン屋さんです。



天然酵母パン『むく工房』HP








北海道から“とうきび”

2009年09月06日 23時51分58秒 | 美味しいモノ…あちこちの県
昨年、北海道研修でお世話になったN田さんから美味しい“とうもろこし”が届きました。

今年の北海道は日照不足で農作物に被害が出ているようで、“とうきび”もかなり出荷が遅れて鹿児島のスーパーでは北海道産の“とうきび”はまだ見かけません。

日照不足は出荷が遅れるだけでなく、実の付き具合も心配され例年より小ぶりだとも聞きましたが、本日届いた“とうきび”はとても立派な“とうきび”です。

実もびっしり詰まって美味しそうです。

ちなみに北海道では“とうきび”が標準語らしいです。

箱の中には“とうきび”農家(夕張郡長沼町)のあいさつ文が入っておりました。

長沼町の紹介やこのとうきびの品種(ゴールドラッシュ)の特徴や茹で方など…。

そして何より、家族で苗を1本1本丁寧に植え、また収穫も1本1本手で確認して食べ頃になったものだけを収穫すると書いてあります。

そんな手間のかかった“とうきび”は、皮が柔らかく甘くとてもジューシーです。生で食べても全然OKなくらい青臭くもありません。

農家さんのあいさつ文にこんな文章もありました。

『皆さんが家族みんなで笑顔で美味しく食べて頂くことが我々生産者にとって一番の励みであり、来年もガンバって作ろうという活力になります』

当然、我が家では笑顔で頂きました。

気候に左右されやすい農産物を手間隙かけて生産される農家の家族の方に感謝し、この“とうきび”を遠い鹿児島に送ってくれたN田さんに感謝です。

どうか来年もこの美味しい“とうきび”が食べれますように…


秋です

2009年09月02日 00時16分11秒 | Weblog
今日から9月です。
今年の夏は短く秋が早いみたいです。
全国的に不安定な夏で日照不足による農作物の被害がかなり出ています。
特に東北や北海道は深刻な状況です。
例年ならこの時期は北海道産の美味しいトウモロコシが出回るんですが、今年は全然お目にかかりません。
また、稲作の収穫にも影響出そうです。
ここ数年、北海道のお米は評判になっていますが今年はキツイでしょうね。
北海道の農産物ファンの私には淋しい秋になりそうです。

写真は本日収穫した栗です。
昨日、実家の父から「栗を取りに来い」との電話がありまして
本日行って参りました。
数年前に父が植えた栗の木は今年はかなりの実がついています。
ほとんど剪定していないので、木が大きく実もつき過ぎていますが、まあまあの大きさです。
初物の栗なので親戚やご近所にもお裾分けしました。