昨年12月29日に見た夢の内容の続きです…
これまでの内容はこちら…[1][2][3][4][5][6][7][8][9][10][11][12][13][14][15][16]
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ディエゴ助手「モミジ、何か欲しい物はありますか?」
紅葉「ギーギーギ、ギギーギギーギ、ギーギーギーギー、ギギ…」(リンゴが食べたい)
助手「リンゴですね? 探してきます、待っていてください」
紅葉「ギギ…」
ペレス医師「アメリカ国家を相手にするのに、個人の力ではどうにもならない」
ベラスコ教授「どこに協力を求める? ペルー政府は駄目だろう」
ペレス「ああ、もっとひどいことになる。ペルーに限らず、政府機関はどの国も駄目だな。アメリカに対抗できる国はない」
教授「世界中の科学者に協力を求め、力を結集するしかないか」
ペレス「それしかないかもしれない。しかし、さらなる問題はどうやって情報を伝達するかだ。ただ闇雲に情報を発信してもアメリカに握りつぶされては意味がない」
助手「リンゴを持ってきました。さあ、お食べなさい」
紅葉「ギギ…」
紅葉「ぺっ!」
助手「どうしたのですか? 美味しくないですか?」
紅葉「ギーギーギギーギー、ギーギーギギーギ、ギギ、ギギーギギ、ギギ…」
助手「味がわからない?」
ペレス「おそらく味覚を感じる神経は翼竜の脳にしかつながっていないのだろう」
教授「せめて食べ物の味くらい味わわせてやりたいところだが、どうしてやることもできない」
電子音「ピー、ピー、ピー」
教授「失礼、わたしの携帯電話だ」
教授「どうした?」
研究員「教授、たいへんです! アメリカの工作員が来て…、あーっ!!」
教授「切れた。どうやら、わたしの研究所にCIAが来たようだ」
ペレス「もう嗅ぎつけられたのか! そうなると、ここに来るのは時間の問題だな」
教授「とにかくモミジをどこかに移そう。アメリカの手に渡すわけにはいかない」
ペレス「どうする?」
教授「知り合いに、危険な仕事を専門にしている船長がいる。信頼できる男だ。その男に頼もう」
助手「モミジは日本に帰りたいと言っています。同じ死ぬのなら、せめて故郷で死にたいと…」
ペレス「日本か…。遠く長い過酷な旅になる。日本まで命は持たないだろう」
教授「それも運命なら仕方がない。生きている間に少しでも故郷の近くへ連れて行ってやりたい。彼女自身もそう望んでいるだろう」
紅葉「ギギ…」
次回につづく…
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ディエゴ助手「モミジ、何か欲しい物はありますか?」
紅葉「ギーギーギ、ギギーギギーギ、ギーギーギーギー、ギギ…」(リンゴが食べたい)
助手「リンゴですね? 探してきます、待っていてください」
紅葉「ギギ…」
ペレス医師「アメリカ国家を相手にするのに、個人の力ではどうにもならない」
ベラスコ教授「どこに協力を求める? ペルー政府は駄目だろう」
ペレス「ああ、もっとひどいことになる。ペルーに限らず、政府機関はどの国も駄目だな。アメリカに対抗できる国はない」
教授「世界中の科学者に協力を求め、力を結集するしかないか」
ペレス「それしかないかもしれない。しかし、さらなる問題はどうやって情報を伝達するかだ。ただ闇雲に情報を発信してもアメリカに握りつぶされては意味がない」
助手「リンゴを持ってきました。さあ、お食べなさい」
紅葉「ギギ…」
紅葉「ぺっ!」
助手「どうしたのですか? 美味しくないですか?」
紅葉「ギーギーギギーギー、ギーギーギギーギ、ギギ、ギギーギギ、ギギ…」
助手「味がわからない?」
ペレス「おそらく味覚を感じる神経は翼竜の脳にしかつながっていないのだろう」
教授「せめて食べ物の味くらい味わわせてやりたいところだが、どうしてやることもできない」
電子音「ピー、ピー、ピー」
教授「失礼、わたしの携帯電話だ」
教授「どうした?」
研究員「教授、たいへんです! アメリカの工作員が来て…、あーっ!!」
教授「切れた。どうやら、わたしの研究所にCIAが来たようだ」
ペレス「もう嗅ぎつけられたのか! そうなると、ここに来るのは時間の問題だな」
教授「とにかくモミジをどこかに移そう。アメリカの手に渡すわけにはいかない」
ペレス「どうする?」
教授「知り合いに、危険な仕事を専門にしている船長がいる。信頼できる男だ。その男に頼もう」
助手「モミジは日本に帰りたいと言っています。同じ死ぬのなら、せめて故郷で死にたいと…」
ペレス「日本か…。遠く長い過酷な旅になる。日本まで命は持たないだろう」
教授「それも運命なら仕方がない。生きている間に少しでも故郷の近くへ連れて行ってやりたい。彼女自身もそう望んでいるだろう」
紅葉「ギギ…」
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