昨年12月29日に見た夢の内容の続きです…
これまでの内容はこちら…[1][2][3][4][5][6][7][8][9][10][11][12][13][14][15][16][17]
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ディエゴ助手「モミジ、狭いコンテナだけど我慢してくれ。きっとアメリカの陰謀を暴いてみせるよ。だから君もがんばって日本に帰るんだよ」
紅葉「ギギ…」
サンチェス船長「日本の沿岸で放せばいいんだな?」
ベラスコ教授「ああ、日本沿岸ならどこでも良いが、出来れば北の方が良い。日本の北の果ての北海道が彼女の故郷なんだ。それから、『危なくなったらいつでも荷を捨てて逃げろ』と彼女が言っている。今度の相手はアメリカ国家だ。無茶はするな」
船長「おれはいつだって慎重派なんだぜ、ハハハハ」
教授「無理を頼んですまない」
船長「なあに、あんたにはたくさんの借りがある。それにこんなひどい話を聞いて黙っていられるかってんだ。前々からアメリカのやり口が我慢ならなかった。奴らの鼻を明かすちょうど良い機会だぜ」
教授「これは金だ。全部米ドル札だ。急なことであまり用意できなかったが、当座の費用に使ってくれ」
船長「帰ってきた時の報酬を期待しているぜ」
教授「ああ、航海の無事を祈る」
船長「あんたも無事でいてくれなきゃ困るぜ。俺がたっぷり報酬をもらうまではな、ハハハハ」
教授「モミジは我々の手を離れた。すでに手は尽くした。あとは神の手にゆだねるほかない」
助手「これからどうしますか」
教授「まず、我々自身の安全を図らねばならない。アメリカの陰謀を暴くのはさらにずっと先の話だ。とりあえず、わたしの隠れ家に行くことにしよう。いざというときのために用意してあるんだ。この国じゃ、いつ政変が起こって、自分の身が危うくなるかわからんからね…。トラックは目立ちすぎる、乗用車で行こう」
教授「やけに車が渋滞しているな」
助手「あれは…」
助手「警察の検問のようです」
教授「そこから裏路地に入って様子を見よう」
教授「まったく、警察が絡むとろくなことにならん」
助手「教授の口癖ですね」
男「こんにちは。あなたは、ベラスコ博士ですね」
教授「いいや、違うよ」
男「そうですか、それは失礼しました…さようなら」
男「ベラスコ博士と助手を始末した。あとの処理を頼む」
次回につづく…
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ディエゴ助手「モミジ、狭いコンテナだけど我慢してくれ。きっとアメリカの陰謀を暴いてみせるよ。だから君もがんばって日本に帰るんだよ」
紅葉「ギギ…」
サンチェス船長「日本の沿岸で放せばいいんだな?」
ベラスコ教授「ああ、日本沿岸ならどこでも良いが、出来れば北の方が良い。日本の北の果ての北海道が彼女の故郷なんだ。それから、『危なくなったらいつでも荷を捨てて逃げろ』と彼女が言っている。今度の相手はアメリカ国家だ。無茶はするな」
船長「おれはいつだって慎重派なんだぜ、ハハハハ」
教授「無理を頼んですまない」
船長「なあに、あんたにはたくさんの借りがある。それにこんなひどい話を聞いて黙っていられるかってんだ。前々からアメリカのやり口が我慢ならなかった。奴らの鼻を明かすちょうど良い機会だぜ」
教授「これは金だ。全部米ドル札だ。急なことであまり用意できなかったが、当座の費用に使ってくれ」
船長「帰ってきた時の報酬を期待しているぜ」
教授「ああ、航海の無事を祈る」
船長「あんたも無事でいてくれなきゃ困るぜ。俺がたっぷり報酬をもらうまではな、ハハハハ」
教授「モミジは我々の手を離れた。すでに手は尽くした。あとは神の手にゆだねるほかない」
助手「これからどうしますか」
教授「まず、我々自身の安全を図らねばならない。アメリカの陰謀を暴くのはさらにずっと先の話だ。とりあえず、わたしの隠れ家に行くことにしよう。いざというときのために用意してあるんだ。この国じゃ、いつ政変が起こって、自分の身が危うくなるかわからんからね…。トラックは目立ちすぎる、乗用車で行こう」
教授「やけに車が渋滞しているな」
助手「あれは…」
助手「警察の検問のようです」
教授「そこから裏路地に入って様子を見よう」
教授「まったく、警察が絡むとろくなことにならん」
助手「教授の口癖ですね」
男「こんにちは。あなたは、ベラスコ博士ですね」
教授「いいや、違うよ」
男「そうですか、それは失礼しました…さようなら」
男「ベラスコ博士と助手を始末した。あとの処理を頼む」
あんなに真摯で素晴らしいのに
紅葉さん 前回長い文章あんおに消えてしまったんですね
大変でしたね
文章が消えてしまったのは…油断大敵です。