このは紅葉のお絵かき日記

トランプ大統領・たつき監督・irodoriの味方だよ

#865 ん?

2009年03月23日 | 鉛筆
上杉達也(ん?)


(監督がベンチから出てきた…)


達也(眼鏡を外した!? ただでさえ目が見えないのに眼鏡外したら余計見えないだろ! 意味ねえ! …いや、待て、あの監督がそんな意味のないことをするわけがない。すると何か裏の意味が?)


達也(なんだ、目にゴミが入っただけか…。目にゴミ? 家庭ゴミ。そういえば、最近家庭から出される資源ゴミの持ち去りが横行しているね。ありゃ、盗みだよ、犯罪だよ…。ん? 家庭…盗み…ホームスチール? …まさか…考えすぎだよな…。監督が手に何か持ってる?)


達也(将棋の駒? いったい何の意味が?
将棋の駒→五角形→ホームベース
香車→前進あるのみ→つっこめ!
やっぱりホームスチールの意味か!)


達也(オレの視力が2.0でなかったら、見落とすところだったぜ! …ったく、紛らわしいことしやがって…。普通にホームスチールのサイン出したら良いだろうに。
作者も描き疲れて、絵が崩れてきている…。さっさと連載を終わらせないと、体力がもたないぞ!)


『タッチ』第24巻(あだち充/小学館)より


つづく…

#864 見えねえ

2009年03月23日 | 鉛筆
実況『同点の延長10回表、一死三塁、明青学園の攻撃中。三塁走者は上杉。四番松平がこの勝ち越しのランナーを帰すことが出来るか?』


『おっと、キャッチャーが立ち上がりました。ここは敬遠です』


『なんと、松平が敬遠のボールを無理矢理打ちました。ファールになりましたが、あわやホームランかの当たり!』


柏葉監督(今の状況はどうなってるんだ? 目がぜんぜん見えねえ!)


(ほかのものは見えないのに、なぜかあいつだけ姿がはっきりと見える…。しかし、あいつに聞いたところで、野球のことはわからんだろうな…)


(ん、なんだ?)


(何かくれるのか?)


(これは将棋の駒?)




『タッチ』第24巻(あだち充/小学館)より


つづく…

#863 初球だ

2009年03月22日 | 鉛筆
柏葉監督「初球を叩きつけろ」


松平「それを空振りしたら?」


監督「初球だ」


松平「…はい」


実況『さあ、明青、同点のチャンスだ。二死ながら一、二塁!
バッターは前の打席でホームランを打っている四番松平!』


松平「初球!」


松平「げ!」
『初球空振り!』
松平「げ!」


『おっと、タイムがかかっていました。外野席から小さな子供がグラウンドに降りてしまったようです。したがって今の投球はノーカウント』


『さあプレー再開。改めての初球となります』
松平「初球、初球」


『しかし、あの小さな子供が飴を片手に、誰にも制止されることなく、あの高いフェンスを難なく乗り越えられたというのはとても不思議ですね』
監督「……」

『タッチ』第23巻(あだち充/小学館)より


つづく…

#862 決勝戦8回表

2009年03月21日 | 鉛筆
決勝戦8回表、明青の攻撃。スコアは3対2、リードは須見工です!
上杉達也「あと、アウト6つ」


上杉達也「生爪でもはがして、血染めのボールを投げ続けて見せたら、少しは感動して動く気になってくれますかね」
柏葉監督「おもしろいな。試してみたらどうだ」




監督「おまえ…」


監督「おまえ…誰だ! 急にどこから湧いてきた!?」
達也「なんだこいつ! びっくりして、鼻血出ちまったじゃねえか!」


にこっ

……

ストライク! バッターアウトォ!


監督「工藤!」


工藤「は、はい!? なにか?」


監督「二球目と四球目だ。ピッチャーめがけて思いっきり振ってこい!」
工藤「は、はい!」




達也「監督、こいつ…どうしますか?」
監督「……」

『タッチ』第23巻(あだち充/小学館)より


つづく…

#861 お~い

2009年03月20日 | 鉛筆
浅倉南「どうしてこんな時間にこんなところに、上杉達也がいるのよ!? 試合でしょ!? 準々決勝でしょ!?」
上杉達也「マスター、コーヒーおかわり」


南「いやいや、おとろきましたなァ。余裕たっぷり。大したもんだ」
達也「バカやろ」




達也「何年、顔つきあわせてるんだよ」


達也「そこに座っている奴を見ろ」


達也「わかるか? 何か思い詰めたような顔をして、鬼神に迫る勢いでらくがきしているだろ? あいつは口では強がりばかり言っているが、本当は心の底が不安でいっぱいなんだ。

回復しない体調。入院を重ねるたびに見えてくる手術の怖さ…。
ここんとこ、あいつは毎晩、手術が失敗する夢を見ているよ。そんな奴のどこに余裕があるって?」


達也「本当に余裕がありゃ、生涯一の傑作イラストでものんびり描いてるサ。わざわざこんなところまで、つまらないパロディーまんが描きに来るかよ」


達也「何とか気持ちを落ち着かせようと苦労してんのがわからねえのか? つまらないパロディを何回も連載して――」


南「ちょっと! タッちゃん、あの子のこと知ってるの?」
達也「ぜんぜん知ねえよ。ただ、なんとなくそんな気がしただけさ…」
南「……」

『タッチ』第20巻(あだち充/小学館)より


つづく…

#860 なにしてるの!?

2009年03月19日 | 鉛筆
浅倉南「コ、コラ! なにしてるの!?」



浅倉南「ひどいことするわね!」


「あの娘は自分のおなかを切らなくてはいけないのです。今のうちに手術しておけばかならず治るのです」


原田正平の父「ただあの年です、こわがるなといっても無理な話です。あの娘は勇気がほしいのです。手術をうける覚悟をきめたいのです」


原田正平の父「ところで、この子は?」
浅倉南「さあ…それがわからないんですよ。最近よく見かけるので、近所の子だとは思うんですが…」

『タッチ』第20巻(あだち充/小学館)より?


つづく…

#859 ガラン

2009年03月19日 | 鉛筆





柏葉監督「だれか、こなかったか?」
浅倉南「え? いいえ…」
柏葉監督「…それにしても、いつも客の少ねえ店だな。潰れねえのが不思議だ」


浅倉南「そうですね…、もしかすると、座敷わらしが住み着いているのかもしれませんね…」


つづく…
『タッチ』第17巻(あだち充/小学館)より?

#858 ひとつだけきいてもいいですか?

2009年03月18日 | 鉛筆
浅倉南「ひとつだけきいてもいいですか?」
柏葉監督「なんだ?」


浅倉南「今年、甲子園にいけますか?」
柏葉監督「汽車と連絡船に乗ればな…」


浅倉南「そこは『電車に乗ればな』というセリフではないんですか? 汽車と連絡船…って?」
柏葉監督「日本全国、東京と同じじゃねぇんだよ。電化されていない線路がたくさんある。それに北海道から来る奴だっているんだぜ」
浅倉南「北海道から…って、誰が?」


柏葉監督「いや、『たとえば』の話で、とくに誰がってことはねぇが…」


つづく…(ちょっとだけ)
『タッチ』第17巻(あだち充/小学館)より?

#857 甲子園につれてって

2009年03月16日 | 鉛筆
浅倉 南「つまり…タッちゃんがカッちゃんと同じように
南のことを思っていてくれたら、新田くんには打たれない――」


上杉達也「あ、だから、そうとは…」
浅倉 南「自信ない?」
上杉達也「いや、そんなことより…」


このは紅葉「紅葉を甲子園につれてって!」
上杉達也「こいつはいったい誰なんだ?」
浅倉 南「さあ…?」


『タッチ』第14巻(あだち充/小学館) より?

#856 野球選手

2009年03月15日 | 色鉛筆
色鉛筆2色らくがきです…

今時のスポーツの話題と言えば、野球が中心でしょうか。
世界大会がありますし、プロ野球のオープン戦、それから春の甲子園高校野球もありますね。

わたしも野球に多少関わったことがあります。
頼まれて会社の草野球チームのマネージャーをしたことがあります。
その時、ルールを憶えたり、スコアブックの書き方などの練習をしたりしました。
今ではすっかり忘れてしまいましたが…

野球漫画の『タッチ』(あだち充/小学館)は好きです。
…というか、今読んでいます。

#855 病院船氷川丸(復活編)

2009年03月14日 | 色鉛筆
復活塗り絵です…
在庫整理で廃棄される「らくがき」を色塗りで復活させる企画です…
ちなみに「復活塗り絵」は、「復活」の「塗り絵」ではなくて、「復活塗り」の絵ということです。(なんじゃらほい

今回は「#704 病院船氷川丸」のらくがきに色を塗ってみました。

しかし…黒すぎ…

…元絵の鉛筆が濃すぎるので、消しゴムで全面的に薄くしてから色鉛筆で色を付けました。
鉛筆を薄くするのにものすごく手間がかかって、全面改装するより最初から描き直した方が早かったような気もしますが…それだと復活になりませんね…。

…いや、そもそも、この企画自体が無駄のような気もしないではありません。

#854 復活塗り絵

2009年03月13日 | 花・植物
色鉛筆で復活塗り絵です…

今日も「らくがき」の在庫処分作業をしていて、「#805 意味のないらくがき」の鉛筆らくがきを一度「捨てる(古紙回収)」に入れたのですけれど、ちょっと惜しくなったので試しに色鉛筆で色を塗ってみました。
色を塗ったらけっこういけるかも?


下は、色を塗る前の鉛筆らくがきです。

どうやら、この一枚は命拾いしたようです…

…と言うより、これはかなり最近のらくがきなので処分を開始するには早すぎたのかも。
十分に寝かせてからでないと、自分の絵の良し悪しは判断が付かないようです…

#852 マンモス狩

2009年03月13日 | 透明水彩
マンモス狩の水彩らくがきです…


「…なぜマンモス?」と言う方は、前回「#851 ゴール」のコメント覧をご参照下さいませ(笑)

マンモスなんてよく知りませんので、「毛深いゾウ」に大きな牙をつけてみただけの勝手な想像です。
狩の様子もわかりませんので、なんとなくそれっぽくテキトウに…

一応わたしなりに想像してみたのは…
マンモスはゾウっぽいので、たぶん群れで生活しているでしょうから、捕獲するには一頭だけを群れから引き離す工作をしなければならないでしょう。…って、どんな工作?
その一頭を森の間際まで追い込み槍で仕留めるのが有効でしょうか?
槍以外に使える道具があるかな?
石器の槍を投げただけでは、厚いマンモスの皮に刺さりそうもないので、突撃するしかなさそう?
とりあえず、一人が囮になって気を引いている間に、ほかの人が槍で突くのでしょうか?

どうせ、誰も実際の現場を見たことがないので、勝手な想像をしても文句を言われる心配はないですよね?