カワセミ側溝から

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

田植えパートⅡ

2006-06-20 | 雑記

今日は朝からずっと田植えをしていた。日中は容赦ない日差しが照り付ける。サッカーの試合でなくとも、体力が消耗していく。正直かなりへばってしまった。
しかしながらいいこともある。昼には畦で握り飯を食うのだが、これがまた旨い。天ぷら揚げとか漬物程度のおかずなのだが、これもまた旨い。労働は最大の調味料なのである。本当のグルメは、己の状態こそが最大の要素だということを忘れてはならない、と僕は思うぞ。なんて、自分でも自戒を込めて言ってるんだけどね。
また、外で食うというのもいいんだろうね。なんといっても気持ちがいい。泥で汚れているから家に上がるわけにもいかない。いわば仕方なく外で食っているんだが、その仕方なさが堂々と外で食える理由ともなって、文句あっか、という感じである。
適度に疲れているので、メシをかき込む事で、みるみる体力が回復していく感じがする。まさにポパイのほうれん草みたいなイメージを体感できる。できればビールも飲みたいところだが、午後の作業を考えるとかえって疲れるのでパスする。うーし、やったるで、と気合を入れて午後も捕植などに精をだした。ほとんどは機械が植えるわけだが、水調整をしたり苗を運んだり、人間にも仕事はある。農作業はある意味で効率が悪いので、誰にでも仕事ができるのである。しかし、要領はありますよ。慣れていないとちゃんと邪魔になる。仕事の世界はなんだって厳しいのだ。
毎日田植えでは本当にへばって嫌になってしまうだろうが、年に一度ぐらいは娯楽として多少きつめの労働をするのもいいことだと思う。これで夜に会議なんかない日だともっと最高なんだけど、それはそれで仕方がない。
農繁期は農家以外の人は暇らしく、やたらと寄り合いが多い。農耕民族日本などというくせに、六月とか十月の行事が多いのはどうしたことだろうと疑問に思う。天然自然を相手に仕事してるんだから、人間の都合は遠慮して欲しいものである。
これで今年の田植えは無事終了。日を変えてさなぼりにいくばい。関係者は追って連絡したします。
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