kosakuの雑念

英語とか読書とか覚書メモとか思ったことなど

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡

2009-05-19 12:13:30 | 日記
TIME May 25, 2009

A Final, Perilous Tune-Up

ハッブル宇宙望遠鏡Hubble Space Telescopeの修理に関する記事。
スペースシャトル・アトランティスが危機に陥った時のためにエンデバーが準備されているのだから、かなり危険があるのだろうかとこれまでの報道で漠然と思っていたが、the Hubble's 568-km-high orbit is clotted with fast-moving "space junk" that could damage the craft. なんだそうだ。

で、2014年にはJames Webb Space Telescopeが登場するそうで、ハッブルの568kmに対し、160万kmの軌道ということで、どうせ観測する地点は無茶苦茶遠いのだから、この距離に意味があるのかは浅学の才には不明だが、きっとすごいことなのだろう。primary-mirror sizeは直径2.4mから6.5mへ、これも何かすごいことなんだろう。重量は11トンから6.5トンへ大幅な軽量化。何が軽くなったんだろうか。


直感でわかる数学

2009-05-18 13:22:51 | 日記
「直感でわかる数学」(畑村洋太郎著、2004年)
いつ買ったのかも忘れたが、読んでみると対数と行列の説明がすばらしい。こういう風に教えてくれる先生がいればよかったなあとは思うが、そんな凄い人が遍在しているわけはないので、新しい世代の人にはいい本があってよかったねと素直に思うことにしよう。
「失敗学」の人の本だが、残念ながらまったくその手の本は印象に残っていないので、また買いなおして読んでみようとも思った。

「社会を読み解く数学」(松原望著、2009年)
これも読んでみたが、ミクロ経済学を一通り学習した人なら、なるほどと思うような説明の仕方で面白いと思うだろう。読みやすい体裁をしているが(結局自分にとって重要なのはコレ!)予備知識がないと若干つらそうな印象を受けた。


見せしめ的判決

2009-05-16 12:54:21 | 日記
それなりの選抜試験をクリアした公務員だからとか、結果が重大だからとかいう要素があるのだろうか、福岡の泥酔運転死亡事故の高裁判決。
見せしめ的量刑による抑止効果は、社会のシステムとしてアリといえばアリだが、そういうシステムを選択するか否かについて国民の幅ひろい合意が得られているとも思えない。
ただ裁判員制度が始まれば、普通の人は酒も飲むし、車も運転するだろうから、ここまでの量刑は課されないのではないかと私は楽観している。




住めば都

2009-05-15 11:31:15 | 日記
 HDDレコーダーに平日は13時から放送のBS朝日「お昼のNews Access」を録画して視聴している。キャスター、コメンテイターが日替わりで、しかも若い人なのでメリハリが利いている。夕方のニュースによくある初老のコメンテイターの「世の中こんなんでいいんでしょうか」的な当たり前で誰も反論できない言葉をきいてもつまらない。この番組では、民主党代表候補についても、「またこいつらか」という率直な感想を述べてくれる。もちろん、そこまで直接的な表現を使っているわけではないが。

 素材は前日の「スーパーJチャンネル」の再利用ということになるんだろうが、その特集のひとつに狭小住宅を取り上げたものがあって、左利きの落語家があれこれ訪問してレポートしていた。狭小住宅は些細な部分をいろいろ工夫している様が面白いんだけど、それはともかく、終わりにキャスターとコメンテイターが住めば都という言葉を使って話をまとめたのに面食らった(ちょっとだけだが)。

 そもそも、限られた経済力範囲内において利便性の高い人口密集地に住むために狭小住宅という選択肢があるのだから、むしろ「住むなら都」という人が、住んでいるはずである。しかも集合住宅みたいに、いろいろ政治的にメンドクサイことがなくていい、と傍目には思う。

名人芸頼みの世の中なのか

2009-05-13 12:31:59 | 日記
テレビをみてたら、今年の2月にあったコンチネンタル航空のコミューター墜落事故(FLT.3407)についての報道があって、パイロットたちが、基本規則であるところの"No nonessential chatter below 10,000 feet"を守らずおしゃべりをしていたとか、1970年代には軍隊出身のパイロットが85%だったのに対し、現在では"less than 25%”だとか云々。ハドソン川の奇跡の人に言わせれば"experience matters"なんだそうで、結局、何が問題なんだかわかりゃしない。分かったのは、コミューター機の利用がかなり増えてきたということぐらいだ。軍用機を運用してきた人のほうが、いろいろトラブルを多く経験したということなんだろうな、と勝手に想像。