kosakuの雑念

英語とか読書とか覚書メモとか思ったことなど

見える化が分かっていない

2010-05-18 09:54:49 | 日記
「とくダネ!」というテレビ番組を見ていたら、子供たちが辞書を引いたページに付箋(付箋そのものに何を書きこんでいたのかは知らない)を付けて、おそらくはその量を競わせているらしい学校が出ていた。いいアイディアだなと思った。で、キャスターの人が「(引いた語句に)赤線を引くのとどう違うの?」といっていたのに吹いた。蛍光マーカーですらないのかよという点はさておき、もともとのアイディアそのものが全くわかっていないのが可笑しかった。「むかしは付箋が高くて、そんなにじゃんじゃん使えなかったんですよ」とでも言ってくれればよかったのにねえ。
コメンテイターの人はもっとずれて読書論的なコメントをしていたが忘れた。


「スポーツルールはなぜ不公平か」を読む

2010-05-16 09:46:01 | 日記
生島淳著(2003年)
われわれはしかるべき人間がしかるべき勝利を収めることを良しとしながらも、なおかつ番狂わせという筋書きの無いドラマを実感することも同時に願う矛盾した存在であることがよく分かる。
勝つために体を鍛え戦術を練り、あらゆる努力を惜しまない人間が勝つところもみたいが、信じられない運不運によって翻弄される人間も同時に見たいのだ。

本の内容とは関係ないが。


ワンアイディア竜頭蛇尾でも面白い

2010-05-14 09:46:03 | 日記
「閉じた本」(ギルバート・アデア 青木純子訳)
たまには創元推理文庫でも買うかと思い本屋をのぞくと、単価が結構なことになっているのに驚く。もちろん本が他の娯楽にくらべて低額なことは頭では分かっているのだけど、320ページかそこらで840円+税つまり882円のこの本を買ってしまったのは、地の文がなく会話のみで進行するというアイディアだけでも買う価値があると思ったからである。
原著は1999年、ハードカバーは2003年に出ていたらしい(買った文庫は2009年12月とある)。
知らなかった。

他に創元推理文庫では「蔵書まるごと消失事件」というやつを買った。1260円。
そういえばホーガンの「星を継ぐもの」も結構な価格になっていたから、翻訳ものはこれくらいが普通なんだろうか。




完全解読カント「純粋理性批判」

2010-05-11 11:04:26 | 日記
竹田青嗣著

いろいろ批判がありそうな本だ。

劇場版「純粋理性批判」と思えばいいんじゃないか。
しっかし徹底的に考えるというのは大変なことで、古今東西都会辺境いたる所で説明原理としての神様が生み出されるのも仕方がない気がしてくる。
他に模範にするものが無いから、理念や理想は自分で考え作り出す。
これが西洋の物凄さなんだろう。


マニュアルだかガイドブックだか心得集だかあいまい

2010-05-07 11:32:41 | 日記
米陸軍戦闘マニュアルⅡ
第1章 M113装甲兵員輸送車
1-1 戦車と組んで戦う機械化歩兵
1-2 乗車戦闘、下車戦闘の使い分け
1-3 軽量で機動力に富むAPC
1-4 M113APCの性能・諸元
1-5 機動力
1-6 装甲防護力
1-7 火力
1-8 通信連絡
1-9 浮航能力
1-10 暗視装置
第2章 小隊、分隊の編成
第3章 小隊、分隊の指揮
第4章 移動
第5章 攻勢作戦
第6章 防勢作戦
第7章 斥候、巡察
第8章 戦闘支援、後方支援

相当むかしに購入してそのままになっていた本で、ざっくりメモして処分したが、アマゾンでみると結構な値段が付けられているようだ。