今回は、ユウゲショウ(夕化粧)だ。夕方から開花するマツヨイグサ属の仲間らしいが、実際には昼咲きで、朝に開花して夕方に閉じるのが多いらしい。国立環境研究所の「侵入生物データベース」には、『明治時代に渡来 観賞用が野化 本州中部~西日本 路傍等によく定着』とある。
<2022年5月16日>美咲が丘
◇ ん? 花がみえないぞ! うむ、近づいてみる。
◇ 分かんない? だって、キミの花、もとい、キミの鼻が目立つじゃん! もうちょい、ズーム
◇ うん、わかったよ。 別な角度から見てみる
◇ アスファルトのわずかな隙間に咲いている。
別な株を見てみよう
◇ ここは側溝の蓋とアスファルトの隙間だけど、ちょっと大きめの株。すごい生命力だね。
◇ うーむ、風にとばされた枯れ葉が夕化粧の株の周りにまとわりついている。
花をよく見てみる
◇ ほー、こんな花なんだ! ユウゲショウの勉強をしておこう
【ユウゲショウ(夕化粧)】
◇ アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。
“夕化粧”は、オシロイバナ(白粉花)の別名でもあり、紛らわしいので「アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)」の名で区別することもある。
オシロイバナってどんな花だっけ?
◇ うむ、こんな花だった!
オシロイバナはこちら Link先 → 小次郎と秋の草花-オシロイバナ(白粉花)-
◇ 原産地:北アメリカ南部 明治時代に渡来し、観賞用として栽培されていたが、現在は野生化している。
◇ 開花時期は、5月~9月の長い期間咲いている。
◇ 花は、直径1㎝ほどの淡紅色。花弁は丸く、紅色の脈が目立つ。柱頭は4裂して平開し、花と比べて大きいのでよく目立つ。
◇ 和名の由来は、夕方に開花して艶っぽい花色を持つことから。なお、実際には昼咲きで、朝に開花して夕方には閉じるのが多い。
※ 属としては、夕方から開花するマツヨイグサ属の仲間。
改めて咲いている様子を見てみよう。
◇ 小次郎クンしか、分かんない? 矢印で示そう
◇ 小次郎クンがクンクンしているのでユウゲショウに気づいた次第。ありがとう! 小次郎クン。
お終い
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