今回は、フキ(蕗)とフキノトウ(蕗の薹)だ。1月20日~24日は、七十二候の「款冬華(ふきのはなさく)」。雪解けを待たずに顔をだすので“春の使者”と言われる。2月10日は「ふきのとうの日」。「ふ(2)きのとう(10)」と読む語呂合わせだが、季節感にあってもいると思う。
◇ 蕗の花とボクのコラボ。2020年2月2日撮影。
1月20日頃から立春(2月4日頃)は、二十四節気の「大寒(だいかん)」で、一年でもっとも寒い時期だそうだ。因みに、2018年は、寒くて大きな氷柱(つらら)が出来たよ!
2018年のつらら(氷柱)はこちら → Link先:小次郎とつらら(氷柱)2018年1月25日
【フキ(蕗)】
◇ キク科フキ属の多年草。葉柄や葉を食用とする。蕾は「ふきのとう」として天ぷら、煮物、味噌汁に使われる。
◇ 原産地:日本。野山、川岸、道端などに自生。
◇ 草丈は、開花時は5~10㎝。 なお、結実時は80㎝になるものもある。
◇ 開花は、1~5月。
◇ 由来は、冬に黄色の花を咲かせることから「冬黄(ふゆき)」→「ふき」になった。
蕗の花を見てみよう
<2020年2月2日> 若松高塔山
◇ ちょっとわかりにくいね。近づいてみよう。因みに、丸っこい葉はみな「フキの葉」だよ!
◇ おー、あった。
◇ こんな花なんだ。
フキノトウ(蕗の薹)を探してみよう
◇ フキの葉が目立つので、蕾(=フキノトウ)は、見つけにくい。
◇ちょっと、上から見てみる。が、やはり、葉に隠れて分かり難い。
◇ オー、確かに、蕾=ふきのとう(蕗の薹)と言える。 採取してみた。
◇ うむ、ふきのとう、そのものだ。天ぷらにすると美味しそう。
【フキノトウ(蕗の薹)】
「蕗の薹」は春に咲くフキ(蕗)のつぼみ。雪解けをまたずに顔を出す春の使者で、春に最も早く食べる事が出来る山菜。冬眠から目覚めた熊が最初に口にするのもこの蕗の薹と言われる。(ネットより引用)を見てみよう
◇ イメージにピッタリの写真だね(ネットより引用)
独自の香りとほろ苦さが冬の間におとろえた体を目覚めさせてくれる。また、咳止め・咳痰・健胃などの薬効も知られている。
◇ 蕾と花を並べて見てみよう。
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以下は、以前、紹介のものだ。
<2018年3月17日>
◇ 中央の固まりの白いのが「蕗の花」。ふーん!
◇ だいぶ伸びているね。ま、もう3月だしね。
◇ これが「フキ(蕗)の花」なんだ!
ん?、小次郎が出てこないぞ! うむ、蕗の薹がある場所は、マンサク(満作)、ハンゲショウ(半夏生)、キノミセンリョウ(黄実千両)があったところなので。その時の写真を使って、蕗の薹の場所を示そう。
小次郎と冬の草花 3 ー フキノトウ(蕗の薹) ー
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