今回は、犬の皮膚病の話しだ。ボク(小次郎)も、年を取ってきたからか、皮膚病に罹患してしまった。ま、見かけは、元気で散歩もルンルンなンだけどね。
<2020年9月25日> 動物病院受診
◇ こんな感じになっていた。これ、治療のためにバリカンで毛をかったあとだよ。
◇円弧全体が分かるように、バリカンでカット。中央部分は問題ないが、弧を描くように赤くなっている。写真はフケ様の物を取った後だ。
【経緯】
気づいたのは9月上旬、ママが(ボクを)撫でていて気づいたという。毛をかき分けてみると、円弧のような赤い筋がありフケのようなものもある。うーん、なんだろう? と。 因みに、その時は、小次郎は痒がるなどのそぶりもないので、しばらく様子を見ることとした。
が、一向に良くなる気配がない。また、足で掻くようなそぶりもあるので痒いのかもしれない。円弧も外へ広がっているようにも見える。で、動物病院にいくことにした。
【検査】
獣医の先生によれば、
「細菌、または真菌(カビ)でしょう。効果的な治療には、細菌と真菌(カビ)の区別や(薬の)耐性の有無を調べる必要がある。菌の培養検査は数日、真菌(カビ)の場合は2週間かかる。細菌の場合は、ペニシリン系の薬がよく知られてているが、他にもいろいろあるという」
【検査状況(9/28時点)】
◇ カビは培養中!(後10日はかかる)。
※ 小胞子菌、白癬菌、石膏状小胞子菌、などがある。
◇ 細菌は「陽性!」
※ ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌、などがある。
◇ 検査結果で、第一系抗菌薬のセファセプチン(セファロスポリン系)が効くと判明。
【抗菌薬の分類】
パパは、ボクのためにネットで薬の種類を調べたんだって。備忘としてまとめておく。
◇ ペニシリン系
①アモキクリア、②バチリオン
◇ セファロスポリン系
①セファクリア ②セファセプチン ③リレキシペット ④テリオス ⑤シンプリセフ
◇ テトラサイクリン系
① ビブラマイシン ※元々は人間用
◇ 抗真菌(カビ)薬
① イトラコナゾール
- 外用 -
◇ アミノグリコシド系
①フラジオマイシン ②ヒドロコルチゾン ③リドカイン
◇ フルオロキノロン系
①オルビフロキサシン ②ミコナゾール
◇ 抗真菌(カビ)薬
①ミコナゾール ②クロルヘキシジングルコン酸 ③フェノール、サリチル酸
<2020年9月28日>
◇ 薬が効いてきた見たい。
<2020年10月2日>
◇ 皮膚病は治療中だけど、ボクは元気!
9月2日と比較してみる。
◇ずいぶん良くなってきた。
庭を闊歩する小次郎くん。早く、良くなろうね!
【検査結果(10/8時点)】
◇ カビ(真菌)の培養結果。
普通のカビ(真菌)と共に(良くない)小胞子菌、白癬菌がいました。
→ イトラコナゾール(薬)を使いましょう。
※ 強い抗真菌性と各種の真菌症に効いて、安全性も高い。
◇ 細菌の培養結果
ブドウ球菌属、レンサ球菌属がいましたので、細菌性皮膚感染症でもありますね。
→ セファセプチン(薬)を継続使用しましょう。
結局、小次郎くんの皮膚病は「細菌とカビ(真菌)の複合」と判明。うーん、大変だけど、頑張って治療して、早く良くなろうね!
お終い
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます