市場が飽和すると細分化する
飲食業界も同様に専門店の時代が来ているのでありまして、ハンバーグの専門店やスパゲッティの専門店などをはじめとして様々な専門店が話題になっているのでありますが…
そんな中でもユニークなお店は、鯖の専門店やのど黒の専門店でありまして、これまでの海鮮料理の専門店をさらに細分化したコンセプトになっていますね
それで今日は12月にコレド室町内に開店したばかりの『SABAR』へとお邪魔してみることにいたします
大衆魚の代表格のように思われていた鯖は逆に言えば多くの人が好む魚ということでありますから、これをウリにすると繁盛することは間違いないと言うマーケティングであるようですね
それは当たりに当たって、昨年年1月に大阪・福島にオープン後、大阪市内3店舗、京都市内2店、東京都内3店舗と拡大を続けているのであります
それぞれのお店ごとにコンセプトが異なるようで…
本当は恵比寿のお店へとお邪魔したかったのですが、そこは日祝日が定休と言うことでこちらへ
ココ日本橋のお店は定食を中心とした商品構成でありまして、ちょっと物足りない感じもしますが、先ずはそのトロサバのおいしさだけでも確かめてみることに…
デリを主軸に壁面に向かって食事が出来るイートインスペースが用意されていまして、意外にも女性のお客さまが多いようですね
「さば重」なる変わり種商品が名物料理だということなのですが、それがなかなかの人気商品であるようで…
残念ながら今日は売り切れだと言うので「塩焼き定食」
一夜干しされたであろうサバは店頭に置かれた炭火の焼台でカリッと焼き上げられていて、皮目はカリッと、そして身はふっくらとジューシー
半身ではありますが、脂がたっぷりとのった青森県産のサバを使っていながらも、これだけ大きなさばに小鉢までもが付いて1000円とはリーズナブルですね
他所でリーズナブルな塩焼きを食べるとその脂の臭みがいつまでも残ってしまうことがあるのですが、こちらで提供されるモノには全く臭みが無くて…
しっかりと素材にこだわっている証拠ですね
そして青森繋がりで…
添えられるのは「せんべい汁」
人生初でありましたが、コレなかなかイケますね
煎餅のほんのりとした塩味が良い感じですし、出汁が効いた澄ましが胃にも優しい感じです
トロサバのおいしさがわかったところで、近いうちに恵比寿のお店を訪ねていろんな鯖料理をいただいてみたくなりました
【とろ鯖料理専門店 SABAR】
東京都中央区日本橋室町2-3-1 コレド室町2 B1F
03-3527-9538