1960年に創業し飯倉片町に本店を構える『CHIANTI』
そこでシェフを務められた方が独立され開業されたという『iL-CHIANTI』は敷居が高い本家とは異なりリーズナブルにイタリア料理を楽しめると人気となり、関東を中心に50店ほどを展開しているのであります
そんなお店の名物とも言える逸品が「真夜中のスパゲッティ」でありまして…
深夜まで営業していた開業当時、夜中に来店されるお客さまのほとんどが"〆"のスパゲッティを目的とした方々であったことから、麺好きの日本人に喜んでもらえるスパゲッティを作ろうと開発されたものであるらしく唐辛子の辛味を効かせたスープスパゲッティに仕上げたのだとか
そんなスパゲッティと同名の商品を先日いただいたことで思い出した『イル キャンティ』を訪ねることにしたのであります
店内の階段には席待ちのお客さまが列んでおられたのですが、1人だと言うことで待つことなくカウンター席へと促されまして…
「真夜中のでスパゲッティ」をいただこうかとも思いながらもメニューを眺めていますと、久しくいただいていない「明太子のスパゲッティ」が目に飛び込んできたのであります
どちらをいただくべきかとしばし迷っていたのでありますが、白いセーターを着ていたこともあり、ソースを飛ばしてはならぬと明太子をいただくことにいたします
提供時間を早めるためにと細麺や生麺を使うお店が増えている中、こちらでは1.8mmほどの麺がキチッとアルデンテに茹でられていて…
そのプリッとした歯ざわりをしっかりと堪能することができるのであります
もちろん明太子のソースもおいしく、プチプチとした食感も合わせて楽しむことができました
お邪魔した日本橋店はビル老朽化のために建て替えられるとのことで、今日の営業を持って閉店となるとのこと
1年半後に再びこの地でお会いできますように!
【iL-CHIANTI】
東京都中央区日本橋室町1-12-5 キャンティ第3ビル1F
03-3272-8200