気付けば今年も残すところ一週間ではありますが…
コロナ禍ということもあって、街のイルミネーションは少なめであるようですし、人出も少ないことから“年の瀬”の忙しさを感じることがありませんね
で、お昼
特に目的のお店を決めることなく銀座インズへと足を向けまして…
タイ料理店に掲げられたタペストリーにあるタイ風担々麺「センレック ナーム ガパオ ガイ」が目に飛び込んできまして…
かなり魅かれたのではありますが向かいにある創業から45年を迎えた老舗店の魅力に勝ることはなく『北京』へお邪魔することにいたします
まだ銀座インズが有楽町フードセンターと呼ばれていたことから続くお店でありますので洒落た設えなどは何もありませんし、提供されるお料理も昔ながらのものであるのですが…
それがなんとなくホッとするとというか落ち着くのは世代のせいなのでしょうね
そんなお店でいただいたのはタンメンと餃子いただくことができるランチセットでありまして…
イブの日に昼間っから餃子を食べても問題がない自分に寂しさを感じます
そんな餃子の綺麗に整った“ひだ”はお店の調理師さんが丁寧に包んだものであろうと窺い知ることができるものでありまして…
モチっとした皮の食感や肉汁が溢れる餡においしさを感じることができました
そしてタンメン
期待ほど多くの野菜は入っていませんが、スープにはその旨みが出ていますし、昔から変えられていないのか"かん水"の香りを感じる中華麺に懐かしさを感じます
と、さほど特筆するようなことのないタンメンではありますが、改めて普通であることこそが飽きずにいただける秘訣なのだと思える一杯でありました
【ぎょうざ本舗 北京】
東京都中央区銀座西2-2 銀座インズ2 B1F
03-3564-2059