少し前のNHKプロフェッショナル。「鬼師」をご覧になったでしょうか?
「鬼師」とは、鬼瓦を専門に作る瓦職人のことで、出演された美濃邊さんは、
南禅寺三門・西本願寺など数々の歴史的建造物の鬼瓦だけでなく、
近くは小田原城銅門の鬼瓦も手がけています。
以前、別の鬼師の製作過程を追った映像を見たことがあり、その仕事ぶりに憧れていました。
今回は番組の性格上、制作の技術的な部分を追うよりも、その精神的な部分にスポットが当たっていたようです。
中でも印象に残ったのは、「触れるということの大切さ」
美濃邊さんの仕事の多くは、100年以上前に作られた鬼瓦を屋根からおろし、
それと同じものを作って、また元の屋根に戻すというものです。
単に形を模倣するだけでなく、その魂も写しとる。そのためには、触れることが大切だと。
人が指から得ることのできる情報って、思ったよりたくさんあるみたいです。
美濃邊さんは、それを「指力」と言っていました。
私の拙い経験でも、目で見て判らないくらいの凹凸を、指先で触って確認することがあります。
番組のキャスター・茂木健一郎さんによると、
受け身で「見る」感覚性学習だけでなく、
能動的に行為する運動性学習で、初めてわかることがある。
とか。
さすが、「クオリア(感覚質)」を手がかりに、脳と心の謎に挑む新進気鋭の脳科学者 の
説明はちょっと難しい・・・
とにかく、指で触れることは、気持ちに触れる・魂に触れる・命に触れる、に
つながっていくものなんじゃないかと・・・
番組を見て、そんなふうに感じました。
ハーブガーデンに下りて、ハーブの葉に触れてみると、香りがたつだけじゃなく、
その命に触れることができるのかもしれませんね。
そして、指先を使っていろいろな物を作ることは、夏休み中の子供たちはもちろん、
忙しい日常に追われている大人たちにとっても、頭と感性を刺激する「魂の時間」を
プレゼントしてくれるのかもしれないなぁ、とも感じました。
そんなお手伝いをしていきたいと思っています。
おまけの写真 河原の花たち
待宵草 野甘草
河原ナデシコ
「鬼師」とは、鬼瓦を専門に作る瓦職人のことで、出演された美濃邊さんは、
南禅寺三門・西本願寺など数々の歴史的建造物の鬼瓦だけでなく、
近くは小田原城銅門の鬼瓦も手がけています。
以前、別の鬼師の製作過程を追った映像を見たことがあり、その仕事ぶりに憧れていました。
今回は番組の性格上、制作の技術的な部分を追うよりも、その精神的な部分にスポットが当たっていたようです。
中でも印象に残ったのは、「触れるということの大切さ」
美濃邊さんの仕事の多くは、100年以上前に作られた鬼瓦を屋根からおろし、
それと同じものを作って、また元の屋根に戻すというものです。
単に形を模倣するだけでなく、その魂も写しとる。そのためには、触れることが大切だと。
人が指から得ることのできる情報って、思ったよりたくさんあるみたいです。
美濃邊さんは、それを「指力」と言っていました。
私の拙い経験でも、目で見て判らないくらいの凹凸を、指先で触って確認することがあります。
番組のキャスター・茂木健一郎さんによると、
受け身で「見る」感覚性学習だけでなく、
能動的に行為する運動性学習で、初めてわかることがある。
とか。
さすが、「クオリア(感覚質)」を手がかりに、脳と心の謎に挑む新進気鋭の脳科学者 の
説明はちょっと難しい・・・
とにかく、指で触れることは、気持ちに触れる・魂に触れる・命に触れる、に
つながっていくものなんじゃないかと・・・
番組を見て、そんなふうに感じました。
ハーブガーデンに下りて、ハーブの葉に触れてみると、香りがたつだけじゃなく、
その命に触れることができるのかもしれませんね。
そして、指先を使っていろいろな物を作ることは、夏休み中の子供たちはもちろん、
忙しい日常に追われている大人たちにとっても、頭と感性を刺激する「魂の時間」を
プレゼントしてくれるのかもしれないなぁ、とも感じました。
そんなお手伝いをしていきたいと思っています。
おまけの写真 河原の花たち
待宵草 野甘草
河原ナデシコ