暮 楽 花 人 の 風

  ★暮らし・花とハーブと手作りを楽しむ★手作り工房「暮楽花人の風」のスタッフがお届けします。

ねずみの干支飾り

2007-07-21 07:20:59 | クラフト
         7月21日 

夏休みの始まるこの日、来年の干支飾りの試作ができました。

来年の干支は十二支の一番目、あの牛の背中から飛び降りたと言われているねずみです。


          


 このデザインは、福鈴ねずみと言って、鈴を鳴らして幸せを呼ぶ縁起物です。

ねずみはそれだけで土鈴にしてある物もありますが、大きくしてしまっては可愛くないので、

打ち出の小槌や俵、カラフルな手毬などと組み合わせる物が多いようです。



  俵によじ登るちょっと食いしん坊な感じ


まだ7月なので、これからもう少し違うデザインも試してみるつもりです。

愛嬌があって、比較的簡単に作れる物を・・・と、考えてみるつもりですので、お楽しみに。


夏休み映画として、ねずみが主人公の「レミーのおいしいレストラン」も公開されますね。

映画でも見て、ねずみの表情でも参考にしてみようか・・・なんて思っています。

ナスタチュウム

2007-07-20 07:52:03 | ハーブ
                 ナスタチュウムのお話 


         

 雨の上がったハーブガーデンに下りてみました。


松田山ハーブガーデンの目印、東屋の少し下あたり。

きれいなナスタチュウムの花が咲いていました。

株の数は多くはありませんが、可愛いまあるい葉の形と、黄色やオレンジの花の色が、目をひきます。

これから秋にかけて、次々と咲き続けてくれる事と思います。

 


別名、キンレンカとも呼ばれるこの花は、
 
はすのような葉を持ち、赤、黄、オレンジの鮮やかな美しい花を咲かせます。

明るい半日陰を好み、夏のグランドカバーとして、ガーデニングに利用されることも多いのですが、

世界各地で食用としても利用されています。

 ぴりっと印象的な味で、3Fレストランのハーブサラダに入っていることもあります。

私はマスタードのような風味が好きで、サラダに入っていると嬉しくなります。

ちなみに花も葉も食べることができ、どちらもピリッとします。

花が終ったあとの実を硬くなる前に採り、一晩塩水に漬けてピクルスの材料にもできるそうで、

若い実はワサビの代用にもなるとか。

今度チャンスがあったら試してみたいなぁと思っています。

ビタミンCや鉄分が豊富で、食卓を華やかに彩るハーブといえそうです。


 そうそう、雨上がりのハーブガーデンに下りてみて気がついたことがあります。

雨上がりは蚊にご用心

歩き始めてしばらくしてから、

しまった!虫除けスプレーをシュッとかけてくればよかった・・・と。

気がついたときは腕に蚊が止まっていました。

みなさん、ガーデンに下りる前にぜひ2F工房にお立ち寄りください。

そして、こう声をかけてください。

「ブログを見たんですけど、虫除けスプレーをかけてください」って。

サンプルのスプレーが用意してあるので、どうぞご遠慮なく。

もし忘れて蚊に刺されてしまったら、痒み止めクリームも用意しておくので、そちらをどうぞ。
 

はすの花

2007-07-19 07:36:01 | ドライフラワー
          以前に紹介したハスの沼にハスの花が1輪咲きました。


            

長い茎は台風にもめげずにがんばっていたようです。


         


今年はこの1輪だけのようですが、沼の端に咲いていたので

近くで写真をとることができました。

アップの写真を撮ろうと、花を覗いてびっくりしました。

花芯には、もう蓮の実の形がしっかりできていました。


            


蓮は、釈尊がこの花の上で瞑想する絵があり、多くの仏像の台座としておなじみですね。

この実を台座にしていたんだ!と変な納得をしてしましました。

お盆の前に咲くあたりも、蓮と仏教のかかわりを感じさせてくれますね。

小田原城の蓮池にも、蓮の花が咲き始めたという新聞記事を読みました。

蓮の花は朝早く開花し、午後3時頃には閉じてしまいます。(これを3日ほど繰返すらしい)

花を見に行くなら、早めの時間帯がお勧めのようです。

私も時間を見つけて、行って来たいと思っています。

ちなみに、モネで有名な睡蓮は、似ているけど違う花。

葉も花も水面から立ち上がることはありません。

蓮の花は8月中旬まで楽しめそうなので、夏の朝ちょっと早起きして

お近くの蓮池をお散歩なんていかがですか?

ほおずき

2007-07-17 06:55:51 | クラフト
          お盆の花を買いに行ったら、ほおずきが売られていました。

          

鬼灯とも書くほおずきは、ご先祖様が帰ってくる時の提灯になると言われているそうです。

ほおずきといえば、7月初旬に開かれる浅草のほおずき市。

昔何度か行ったことがありますが、この季節は雨が多く、傘をさして歩いた思い出ばかりです。

その色と形が好きで、鉢植えを買った事もありますが、この辺りでは庭先や畑にその姿が見られます。

もっと昔の思い出は、中の種をそっと上手に取り出して、風船のようになった薄い皮を口に含み、

なんとか鳴らそうと悪戦苦闘したというもの。

種を取り出すのは上手でしたが、鳴らすのは本当にヘタでした。

今回もチャレンジしてみましたが、綺麗に種を取り出せたのに、やっぱり鳴らない・・・



それはそうと、これを使って  ほおずきの灯り  にチャレンジしようと思っています。

昨年の暮れに「植物の灯り展」で見たほおずきランプはとても素敵でした。

あれ程上手にはできなくても、思い出しながら作ってみようかと思っています。

         

           まずは種のついた芯を取り外し、


         

           こんなふうに並べて飾りながら乾燥

中身のランプの仕組みは、原田さんに相談しながらの試行錯誤となりそうです。

ご紹介できるような物ができるように、頑張りたいと思います。



            休館のお知らせ

      本日17日と、明日18日は休館となっておりますので、ご注意ください。

      19日以降のご来園を、お待ちしております。

      

台風一過

2007-07-16 07:22:05 | Weblog
         台風一過のお散歩

予想よりも少し早く、台風が過ぎ去ったようで、雨が上がり日も射してきました。

家の中でストレスがたまっているであろう犬達を連れて、酒匂川の河原までお散歩。




 松田山の頂上から雲が吸い上げられるように、少しずつ空が晴れていきます。



 水量が増え、音を立てて橋げたにぶつかる濁流



 いつもは澄んだ水が静かに流れているのに・・・



 写真では判らないと思いますが、酒匂川の上流丹沢湖の

   三保ダムが放水する時は、赤い警報ランプがくるくると点灯しています。

  雉の親子もお散歩中。


河原には、同じように犬を連れて散歩をする人・ウォーキングする人・畑の様子を確かめに来ている人

餌をくわえたカラス・飛び回るトンボ・雉の親子などなど、

みんな雨の上がるのを心待ちにしていて、いっせいに出てきたようでした。

人や犬はともかく、カラスや雉やトンボは、嵐の夜どこに隠れていたのでしょうか?


ダムの放水が続く間は、まだしばらく水量も多く、流れの速さはいつもの何倍にもなっていると思われます。

水辺は楽しみもイッパイですが、多くの危険も潜んでいます。ご注意ご注意

特に小さいお子様がいらっしゃる方は、しばらく近づかない方がいいですね。

少し我慢していれば、夏休みの始まる頃には、いつもの優しい顔に戻っていることでしょう。