どうしてなのでしょうか??
道路や鉄道が寸断されている事実はあるでしょうが、それは過去の多くの地震などの災害、例えば阪神淡路や東日本大震災でも発生した事です。
今更、言い訳にはなりません!!
その解決策は、やはり航空機、輸送機、そしてオスプレイのようなティル・ローター機、大型ヘリでしょう。
そして、「いずも」のようなヘリ空母、大型空母や大型強襲揚陸艦のように、港の機能が破壊されても上陸や輸送が可能な艦船も多数必要です。
航空輸送や海上輸送に頼らなければなりません!!
4月20日07時30分に産経ニュースが「【熊本地震】海自最大艦「いずも」、初の災害派遣任務 陸自輸送で北海道・小樽出港」の題で次のように伝えました。
『海上自衛隊最大の艦艇であるヘリコプター搭載護衛艦「いずも」(1万9500トン)が、熊本地震の被災地支援にあたる陸上自衛隊輸送のため19日夕、北海道・小樽港から熊本に向けて出発した。
「いずも」は空母のように艦首から艦尾まで続く「全通甲板」が特徴。全長は同じ全通甲板の護衛艦「ひゅうが」の1・25倍(248メートル)と海自最大で、昨年3月に就役した。熊本地震の被害拡大を受け、北海道から九州に派遣される陸自のトラックの積み込みなどにかかる時間短縮のため、母港である横須賀基地から初の北海道入り。災害救援の任務に初めてあたることになった。
北海道からは約4100人が熊本地震救援のために派遣されることになっており、民間フェリーや航空自衛隊、米軍輸送機などで移動。「いずも」には北部方面隊の約160人とトラックなど40両が乗船した。
今回の輸送責任者となる第1護衛隊司令の中筋篤・1等海佐は、「いずもの装備・能力の全力を発揮したい」と語った。
現地で給水や給食、多目的支援を行う第1高射特科団の船盛博実・1等陸佐は「23日夕方までに着かなければならないが、いずものおかげで迅速に到着できる。東日本大震災で災害支援を行ってきたが、重要なのは消防、自治体など関係機関との連携だ。現地のニーズを把握して支援にあたりたい」と抱負を述べた。いずもには手術室やICU(集中治療室)、歯科治療室、ベッドも35床と病院並みに完備されている。』
5年前の東日本大震災では、米軍は統合部隊を編成し、「トモダチ作戦」空母「ロナルド・レーガン」がヘリ発着の海上基地として機能、多くの被災者を支援して頂きました。
また、強襲揚陸艦エセックス、ドック型揚陸艦「トーテュガ」「ジャーマンタウン」、C17輸送機やKC-135空中給油機など、多くの大型艦船や航空機、ヘリを投入して支援して頂きました。
「いずも」は海自最大の艦船ではありますが、まだ1隻のみの配備運用であり事実上のヘリ空母としての機能はあるものの、米軍の空母や強襲揚陸艦に比べれば、日本まだまだ能力的には発展途上の途中です。
空母や強襲揚陸艦を数多く配備して運用することは有事のみならず、熊本地震などの大災害にも役立ちます!!
また、大型輸送機にしても、国産のXC-2は試験飛行中であり、現時点では1機も配備されておらず、その最大積載量も30t程度です。
とてもアメリカの大型輸送機C17の最大積載量77.5t、ロシアの大型輸送機An-124 ルスラーンの最大積載量150tや、An-225 ムリーヤの最大積載量250t以上とは比較にもなりません。
更に大型ヘリにしても日本では数量も能力の面でも不足しており、ロシアのMi26はトラックをそのまま積載して運べる、世界最大クラスの20t以上の積載能力があります。
北日本からの救援部隊の多くは、最小限のフェリー輸送しかせずに、その多くは高速道路を通り九州に向かっています。
その負担や時間だけでも、かなりのロスではないでしょうか??
日本はアメリカやロシアを見倣って大型輸送機や大型ヘリ、空母や強襲揚陸艦等を多数導入配備せよ!!
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