その開発の先にあるものとは壮大な国家戦略があるのです!!
それは何か??
それは次期国産戦闘機F-3の開発製造、次世代の超音速機、極超音速旅客機の技術開発と実用化です。
それは、「和製スペースシャトル」の開発、つまり宇宙往復機の開発にも生かされるものです。
4月22日に中谷防衛大臣は、記者会見の中で次のように述べています。
『Q:X-2の初飛行ですけれども、大臣としては、今回の飛行を、成功したというふうに、捉えていらっしゃるのかどうかということと、今後の実用化という言い方は良いのか分からないのですが、あらましのスケジュールを、どのようにお考えになっているのか、お願いします。
A:この事業は、次期戦闘機をどうするか、ということを目標にして、航空能力の、基礎的な技術能力の向上というものを、意図したものでございます。これまで、地上走行ということで、それに伴う、必要なデータを集めてまいりましたけれども、これからは、航空飛行を通じたデータを収集いたしまして、目的は、高度な技術を向上させるということでありますが、そのためには、やはり、熟練した技術者を維持して、そして、継承していくと。それから、ステルス機をインテグレーションする技術の習得に繋がるということで、わが国の航空機の技術、こういったものを、対外的にしっかりと示して、今後の検討のために、わが国の航空機、戦闘機開発の能力をしっかり向上させて、そのレベルを、対外的にも示したいということが目的です。具体的には、平成30年度までに、開発に係る判断を行って、必要な措置を講じますが、そのための、情報等の技術の実験を積み重ねるということです。』

初飛行に成功した先進技術実証機X-2(出典:防衛装備庁HP)
また、4月21日にJAXAはHPのプレスリリースの中で、「極超音速旅客機技術」の技術開発の動向を次のように伝えました。
『2016年4月21日
極超音速ターボジェットのアフターバーナー燃焼に成功

アフターバーナー燃焼試験の様子(出典:JAXA HP)
平成28年2月~3月に実施した推進風洞実験(宮城県・角田宇宙センター新しいウインドウで開く)において、マッハ4飛行状態における極超音速予冷ターボジェットのアフターバーナー燃焼に成功しました。アフターバーナーとは、ジェットエンジンの排気ガスに燃料を噴射して、高温の燃焼をすることで高い推力を得る方法です(極超音速ターボジェットにおけるアフターバーナーの詳細はこちらをご覧ください)。今回行った実験では、エンジンに供給した液体水素燃料によって、液体水素による空気予冷効果と同時に、アフターバーナー動作時には2000 Kケルビン という高温での燃焼を実現できることを確認しました。
今後は、インテーク、コアエンジンの作動状態を調整し、推力向上を目指す予定です。』
更に、JAXAはV/STOL、宇宙往還機などの技術開発なども進めております。
これらの技術開発は、単に航空宇宙分野のみならず、私達の身近な製品の開発や改良、特にアルミ製品の軽量化技術、傾斜機能素材、耐熱フィルム等に応用されています。
そして何よりも、航空宇宙開発で最も基本的な動力エンジンの開発に日本は力を入れています。
MRJの量産化に目処が付き、H-Ⅲの開発開始とX-2の初飛行成功で、日本の航空宇宙産業は羽ばたきを始めました。
国産ステルス戦闘機の先進技術実証機であるX-2開発の先にあるものとは壮大な航空宇宙産業の育成と発展の国家戦略があるのです!!
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みのもんた氏や矢口真理氏への批判で共通しているものは一つの方向性 それは何??
熊本地震の被災地などでは報道各社の報道姿勢や関係者らの言動が大きな問題になっており、謝罪騒ぎも何度も起こっています。
それだけではなく、報道番組で完全復帰した、タレントのみのもんた氏のツィートや矢口真理氏のCMへの批判で共通しているものは一つの方向性が見られます。
それは何??
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