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東京五輪や新型コロナ対策で学んだ教訓とはイノベーションの大切さ!!スポーツから安全保障まで同じ!!

2021-08-04 00:00:00 | 防衛
東京五輪も折り返し地点を過ぎた感じですね。
この暑い中、熱い戦いを繰り広げる選手や、それを支える多くの方々や業界の垣根を越えた業種の方々に、心から感謝申し上げます。

さて、私達が東京五輪や新型コロナ対策で学んだ教訓とは何でしょうか?

警備対策や出入国管理の徹底もそうでしょう。
五輪憲章違反等への厳しい措置や態度もそうでしょう。

それでも、一番大切なのは、イノベーションの大切さです。

例えば、日本の金メダル一号に輝いた、柔道男子60kg級の髙藤直寿選手の考えや戦い方は、正に独創的でした。

日本では21世紀に入り、しばらくは体格の良い外国選手に苦戦する大会や試合が続出して柔道の成績が低迷した時期がありました。
それを乗り越えての東京五輪の快挙でした。

8月2日にzakzak by 夕刊フジが「韓国、テコンドー金なしの衝撃…国際化の裏返し?」の題で、韓国のお手芸であったはずのテコンドーで、東京五輪では金メダルが取れなかったことを解説していますが、国際化して「メジャー」となれば、当然の如くライバルは増え、有料選手らも増えるのである以上、競争は激化するものです!!

また、その考えは多くの分野、特に安全保障や新型コロナ対策等にも役立つものです!!

同日、同メディアが「対中包囲網強化へ ハリス米副大統領がアジア歴訪 陸自の超精鋭集団は初の海外直接降下訓練 台湾有事、尖閣・沖縄有事を想定」の題で次のように伝えました。

『カマラ・ハリス米副大統領は今月、シンガポールとベトナムを訪問する。中国が軍事的覇権拡大を進めるなか、ジョー・バイデン政権は、日本と米国、オーストラリア、インドの戦略的枠組み「QUAD(クアッド)」を重視し、東南アジアで「米国の関与強化」を目指している。こうしたなか、陸上自衛隊の超精鋭集団「第1空挺団」が先月末、米軍特殊部隊と米領グアムで降下訓練を実施していた。「台湾有事」や「尖閣・沖縄有事」などを想定しているようだ。

 「インド太平洋の重要なパートナーである両国と関係を強化し、経済協力拡大を図る」

 ホワイトハウスは、ハリス氏訪問の意義をこう強調した。地域の安全保障や、新型コロナウイルス対応、気候変動、ルールに基づく国際秩序を促進するための協力策などを協議する。

 一方で、日米同盟の強化も進められている。

 自衛隊唯一のパラシュート部隊である第1空挺団は7月29日深夜、米軍横田基地(東京都)から輸送機2機で出発。30日早朝、沖縄に駐留する米陸軍特殊部隊と、グアムのアンダーセン空軍基地の上空数百メートルからパラシュートで直接降下する初の共同訓練を実施した。

 訓練は、敵の島嶼(とうしょ)部への侵攻に対処する想定で、中国が活動を活発化させている南西地域の態勢を強化するため、日米の即応力を強める目的がある。

 中国の国営テレビは、東京五輪開催中の7月27日、「台湾侵攻」を想定したとみられる軍事演習の映像を放送した。「台湾有事」が発生すれば、中国軍が沖縄県・先島諸島の占拠に乗り出すシナリオも指摘されており、今回の降下訓練は「尖閣有事」「沖縄有事」を想定した可能性がある。

 FNNは1日、英最新鋭空母「クイーン・エリザベス」と海上自衛隊、米国、英国、オーストラリア軍による共同訓練が週明けから、日本の南方海域で行われると報じた。

 一連の動きは、何を意味するのか。

 軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「ハリス氏に先立ち、アントニー・ブリンケン米国務長官や、ロイド・オースティン米国防長官もアジアを訪問した。(中国の暴発を阻止する)クアッド連携の最終的な調整段階にあると考えられる。台湾や先島諸島の防衛を意識した降下訓練や、英空母参加の共同訓練は、有事に備えた具体的シミュレーションを進めているということだろう」と語っている。』

正に、日米英等が中核となり、対中包囲網強化、有事即応強化を更に推進せねばならない以上、イノベーションは不可欠です!!

更に、同日16時25分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「塩野義のワクチン、年内に最終治験入り 6千万人分供給に前進」の題で次のように画期的な動きを伝えました。

『塩野義製薬は2日、新型コロナウイルスワクチンの効果や安全性を検証する臨床試験(治験)の最終段階を年内に開始し、ワクチンの年度内の供給を目指すと発表した。また、ワクチンの効果を高める補助物質の変更を決定。年間最大6千万人分の供給量が期待できるという。

ワクチンをめぐっては、米ファイザーや米モデルナなどの接種が世界中で進む中、国産ワクチンなど後発組の最終段階の治験で、免疫を持たない被験者を数万人単位で集めて大規模に実施することが難しくなっていた。そこで世界各国でつくる「薬事規制当局国際連携組織(ICMRA)」は大規模治験の代わりになる評価法を議論。接種後にできる免疫物質「中和抗体」の量を、実用化されたワクチンと比べて確かめる方法が検討されている。

塩野義は最終段階の治験を年内に進めるために国と協議を続けている。ICMRAの議論を踏まえ、既に実用化されたワクチンと中和抗体量を比較する数千例規模での方法か、接種が進んでいないアジアやアフリカで偽薬を用いる数万例規模の方法のいずれかを実施する方針。

一方、塩野義は開発中の「遺伝子組み換えタンパクワクチン」の機能を高めるための補助物質「アジュバント」を従来品から変更することを決めた。新しい物質を用いることで、中和抗体量の増加が想定され、原薬の用量を減らしても効果が期待されることから、提供可能量の増加が見込めるという。同社はアジュバント変更に伴う第一、二段階の治験を今月から行い、国内で3千例規模のデータを収集。その上で年内に最終段階の治験に入る。


国内ではほかにも第一三共やアンジェス(大阪府茨木市)、KMバイオロジクス(熊本市)などがワクチン開発を進めるが、最終段階の治験には入っていない。』

新型コロナウイルスへの最も重要なワクチンや治療薬で塩野義製薬は日本国内では最先端の研究開発や製造体制構築を進めています。
正に、従来の考え方では対処出来ない新型コロナウイルスにも、イノベーションが不可欠です!!


東京五輪や新型コロナ対策で学んだ教訓とはイノベーションの大切さ!!
スポーツから安全保障まで同じ!!





(上下とも)
8月2日発行の夕刊フジ紙面
出典:こちら夕刊フジ編集局 ツイッター


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