東京都知事選挙は先に行われた東京15区などの国政補欠選挙以上に荒れていますねえ。
ようやく、と言うのも自虐的ではありますが、我が日本の有権者も本気を出して政治や政治家の能力向上を考えなければなりません。
有権者として、貴方や貴女、そして筆者を含めて私達が出来る事は何でしょうか??
よく考えて下さい!!
6月23日09時00分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「都知事選「法に触れねばOK」の劣化 投票率下がっても有権者責められない 長谷川幸洋 ニュースの核心」の題で「東京都知事選」「週間フジ」の特集・連載項目にて、次のように厳しく批評しました。
『(前略)
東京都知事選が20日告示され、七夕(7月7日)の投開票日に向けて舌戦が始まった。現職の小池百合子知事(71)や、立憲民主党や共産党の全力支援を受ける蓮舫前参院議員(56)、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)、元航空自衛隊幕僚長の田母神俊雄氏(75)ら過去最多56人が立候補した。ポスターの掲示板をめぐるトラブルも発生した。ネット上では「カオス」「地獄(究極)の選択」と評する声もある。ジャーナリストの長谷川幸洋氏は、今回の首都決戦を「日本政治の劣化を象徴する」「その責任は、政治家と官僚、マスコミ、大企業にある」などと喝破した。日本政治は膿を出し切って、復活することができるのか。
(中略)
政官業マスコミに大きな責任
日本の政治はなぜ、これほど堕落してしまったのか。
私は「政治家と官僚、マスコミ、大企業を中心とした経済界に大きな責任がある」とみている。彼らは国民を真実から遠ざけ、持ちつ持たれつの関係を築いて、互いに自分たちの利益を貪(むさぼ)ってきた。
政治が、国民の願いや疑問に答えないまま「きれいごと」や「建前」に終始しているうちに、いつの間にか、世間の常識や実生活から離れて「嘘でもデタラメでも、法律に触れなければ、なんでもOK」という、「異様なパラレルワールド」が繰り広げられる世界になってしまったのだ。
同じような現象は、欧米でも進行中だ。
ドナルド・トランプ前米大統領は一握りの政官財界勢力を、米国を動かす「ディープ・ステート」と非難して、大統領選を優勢に戦っている。
わずか44日の超短命政権に終わった英国のリズ・トラス前首相は「行政国家に倒された」と述懐している。彼女は「小さな政府」を訴え、半世紀ぶりの超大型減税を打ち出したが、それに猛反対する官僚や政治家たちに引きずり降ろされてしまった。
先の欧州議会選では、保守勢力が大きく議席を伸ばした。
だが、例えば、マリーヌ・ルペン党首が率いるフランスの国民連合(RN)は、つい10年前まで「排外主義のトンデモ政党」とみなされていた。支持拡大は、膨大な移民流入に有効な対応策を打ち出せなかった歴代政権の失政に対する反動である。
11月の米大統領選でトランプ氏が復活すれば、欧米の保守勢力は勢いづくだろう。
日本の政治が「見るも無残な状態」にあったとしても、「いまは大変革の真っただ中なのだ」と考えればいい。落ちるところまで落ちなければ、復活もないからだ。ただし、「底がどこにあるのか」は、まだ誰にも見えない。
長谷川幸洋
はせがわ・ゆきひろ ジャーナリスト。1953年、千葉県生まれ。慶大経済卒、ジョンズホプキンス大学大学院(SAIS)修了。政治や経済、外交・安全保障の問題について、独自情報に基づく解説に定評がある。政府の規制改革会議委員などの公職も務めた。著書『日本国の正体 政治家・官僚・メディア―本当の権力者は誰か』(講談社)で山本七平賞受賞。ユーチューブで「長谷川幸洋と高橋洋一のNEWSチャンネル」配信中。』
東北の山形に住む筆者の元にも、東京都知事選挙での支持をお願いするメールや声が届きます。
そして、政治や社会の現状を憂うる方々からの動画等も届きます。
そのお気持ち、本当によく理解出来ます。
筆者も現状に強い危機感を持つ一人ですから。
それでもね、筆者は幾つかの選別基準を設けているのです。
本ブログでも再三触れていますが、その最大の基準は、「真実」を知っているか、事実をきちんと話しているか、です。
それが不明な方や真実や事実などどうでも良い、と考えている方の味方にはならない事にしています。
例えば故安倍晋三元首相は、少なくとも財政や経済については真実を知り、事実を話している方でした。
有権者に出来る事は、まずは真実や事実はどこにあるのかを見極めた上での投票という行動です。
出来もしない綺麗事を並べた選挙運動や政治活動は、「立憲共産党」の如く、破滅への道まっしぐらです!!
政治家の質や能力を高める為にも選挙では投票しましょう!!
6月22日、遊説に訪れた東京都八丈島にて、牛に草を与える小池百合子東京都知事
出典:同氏 X
『八丈島では島内各地の視察も行いました。
放牧酪農をしているゆーゆー牧場では、豊かな自然の中で健やかに逞しく生きるジャージー牛の「ユリコ」に、八丈島の明日葉などの草やりをさせていただきました。ジャージーミルクヨーグルトは絶品です!
農園では八丈フルーツレモンの生産を拝見しました。苦味が少なくて香りが良く、なんと皮ごと食べられる大ぶりなレモンで、様々な料理に合うそうです。色づく季節になると、オレンジがかった黄色の実が緑に映えるのが、八丈らしい景色の一つでもあります。』
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ようやく、と言うのも自虐的ではありますが、我が日本の有権者も本気を出して政治や政治家の能力向上を考えなければなりません。
有権者として、貴方や貴女、そして筆者を含めて私達が出来る事は何でしょうか??
よく考えて下さい!!
6月23日09時00分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「都知事選「法に触れねばOK」の劣化 投票率下がっても有権者責められない 長谷川幸洋 ニュースの核心」の題で「東京都知事選」「週間フジ」の特集・連載項目にて、次のように厳しく批評しました。
『(前略)
東京都知事選が20日告示され、七夕(7月7日)の投開票日に向けて舌戦が始まった。現職の小池百合子知事(71)や、立憲民主党や共産党の全力支援を受ける蓮舫前参院議員(56)、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)、元航空自衛隊幕僚長の田母神俊雄氏(75)ら過去最多56人が立候補した。ポスターの掲示板をめぐるトラブルも発生した。ネット上では「カオス」「地獄(究極)の選択」と評する声もある。ジャーナリストの長谷川幸洋氏は、今回の首都決戦を「日本政治の劣化を象徴する」「その責任は、政治家と官僚、マスコミ、大企業にある」などと喝破した。日本政治は膿を出し切って、復活することができるのか。
(中略)
政官業マスコミに大きな責任
日本の政治はなぜ、これほど堕落してしまったのか。
私は「政治家と官僚、マスコミ、大企業を中心とした経済界に大きな責任がある」とみている。彼らは国民を真実から遠ざけ、持ちつ持たれつの関係を築いて、互いに自分たちの利益を貪(むさぼ)ってきた。
政治が、国民の願いや疑問に答えないまま「きれいごと」や「建前」に終始しているうちに、いつの間にか、世間の常識や実生活から離れて「嘘でもデタラメでも、法律に触れなければ、なんでもOK」という、「異様なパラレルワールド」が繰り広げられる世界になってしまったのだ。
同じような現象は、欧米でも進行中だ。
ドナルド・トランプ前米大統領は一握りの政官財界勢力を、米国を動かす「ディープ・ステート」と非難して、大統領選を優勢に戦っている。
わずか44日の超短命政権に終わった英国のリズ・トラス前首相は「行政国家に倒された」と述懐している。彼女は「小さな政府」を訴え、半世紀ぶりの超大型減税を打ち出したが、それに猛反対する官僚や政治家たちに引きずり降ろされてしまった。
先の欧州議会選では、保守勢力が大きく議席を伸ばした。
だが、例えば、マリーヌ・ルペン党首が率いるフランスの国民連合(RN)は、つい10年前まで「排外主義のトンデモ政党」とみなされていた。支持拡大は、膨大な移民流入に有効な対応策を打ち出せなかった歴代政権の失政に対する反動である。
11月の米大統領選でトランプ氏が復活すれば、欧米の保守勢力は勢いづくだろう。
日本の政治が「見るも無残な状態」にあったとしても、「いまは大変革の真っただ中なのだ」と考えればいい。落ちるところまで落ちなければ、復活もないからだ。ただし、「底がどこにあるのか」は、まだ誰にも見えない。
長谷川幸洋
はせがわ・ゆきひろ ジャーナリスト。1953年、千葉県生まれ。慶大経済卒、ジョンズホプキンス大学大学院(SAIS)修了。政治や経済、外交・安全保障の問題について、独自情報に基づく解説に定評がある。政府の規制改革会議委員などの公職も務めた。著書『日本国の正体 政治家・官僚・メディア―本当の権力者は誰か』(講談社)で山本七平賞受賞。ユーチューブで「長谷川幸洋と高橋洋一のNEWSチャンネル」配信中。』
東北の山形に住む筆者の元にも、東京都知事選挙での支持をお願いするメールや声が届きます。
そして、政治や社会の現状を憂うる方々からの動画等も届きます。
そのお気持ち、本当によく理解出来ます。
筆者も現状に強い危機感を持つ一人ですから。
それでもね、筆者は幾つかの選別基準を設けているのです。
本ブログでも再三触れていますが、その最大の基準は、「真実」を知っているか、事実をきちんと話しているか、です。
それが不明な方や真実や事実などどうでも良い、と考えている方の味方にはならない事にしています。
例えば故安倍晋三元首相は、少なくとも財政や経済については真実を知り、事実を話している方でした。
有権者に出来る事は、まずは真実や事実はどこにあるのかを見極めた上での投票という行動です。
出来もしない綺麗事を並べた選挙運動や政治活動は、「立憲共産党」の如く、破滅への道まっしぐらです!!
政治家の質や能力を高める為にも選挙では投票しましょう!!
6月22日、遊説に訪れた東京都八丈島にて、牛に草を与える小池百合子東京都知事
出典:同氏 X
『八丈島では島内各地の視察も行いました。
放牧酪農をしているゆーゆー牧場では、豊かな自然の中で健やかに逞しく生きるジャージー牛の「ユリコ」に、八丈島の明日葉などの草やりをさせていただきました。ジャージーミルクヨーグルトは絶品です!
農園では八丈フルーツレモンの生産を拝見しました。苦味が少なくて香りが良く、なんと皮ごと食べられる大ぶりなレモンで、様々な料理に合うそうです。色づく季節になると、オレンジがかった黄色の実が緑に映えるのが、八丈らしい景色の一つでもあります。』
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