第一、金銭を渡した男が、曰く付きの人物なのです!!
1月28日17時39分にNHKが「甘利大臣 現金受け取り認め閣僚辞任を表明」との題で次のように伝えました。
『甘利経済再生担当大臣は、事務所が建設会社から現金を提供されたなどと報じられたことを受けて記者会見し、大臣室やみずからの事務所で現金を受け取っていたことを認めたうえで、「閣僚としての責務、および政治家としての矜持(きょうじ)に鑑み、本日ここに閣僚の職を辞することにした」と述べ、今後の国会審議への影響などを考慮し、閣僚を辞任する意向を明らかにしました。
甘利経済再生担当大臣は、みずからの事務所が千葉県の建設会社から現金を提供されたなどと、先週、報じられたことを受けて、みずからが関わったとされている点について説明するため、午後5時から内閣府で記者会見しました。
冒頭、甘利大臣は、「私を巡る今回の週刊誌報道の件で、国民の皆さまにご心配をおかけしていることにつきまして、深くおわびを申し上げる」と述べました。
そして甘利大臣は、「デフレから脱却し、強い経済を実現するためには、新年度予算案および重要関連法案の、一刻も早い成立こそが求められており、その阻害要因となるものは、取り除いていかなければならない。私もその例外ではない」と述べました。
そのうえで甘利大臣は、「国会議員として、秘書の監督責任、閣僚としての責務、および政治家としての矜持に鑑み、本日ここに閣僚の職を辞することにした」と述べ、今後の国会審議への影響などを考慮し、閣僚を辞任する意向を明らかにしました。
一方、甘利大臣は、平成25年11月に大臣室で、また、おととしの2月に神奈川県大和市のみずからの事務所で、それぞれ建設会社の関係者と面会した際、いずれも50万円の現金を受け取ったことを認めたうえで、政治資金として処理されていると説明しました。
また、甘利大臣は、平成25年8月に神奈川県大和市のみずからの事務所で、秘書が建設会社の関係者と面会し、現金500万円を受け取ったことを認めたうえで、このうち200万円は適切に会計処理したものの、残りの300万円は秘書が使ったと説明しました。
(中略)』
同日18時38分にNHKは、甘利大臣の後任について、『安倍総理大臣は、辞意を表明した甘利経済再生担当大臣の後任に、自民党の石原元幹事長を充てる意向を固めました。』と伝えました。
甘利大臣の辞任は、大変残念に思いますが、経理上はしっかりしていたものの秘書が勝手にお金を使った件は、遺憾ともし難いところはあったでしょう。
しかし、今回の事件は謀略の匂いが濃厚であることは間違いありません。
1月28日にzakzak by 夕刊フジが「『文春』で金銭疑惑を告発した総務担当者の評判 甘利氏は来月4日にも辞任か」の題で次のように伝えました。
『金銭授受疑惑が直撃した甘利明経済再生担当相(66)について、政府・与党内で「当面続投」との見方が強まっている。甘利氏は28日に記者会見して調査結果を公表するが、「説明責任を果たせる」と判断したようだ。ただ、秘書の口利き疑惑などを引きずれば、野党を勢いづかせ、夏の参院選の大ダメージになりかねない。こうしたなか、甘利氏が2月4日、ニュージーランドで開かれるTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)署名式に出席した後、辞任に踏み切る観測が出てきた。告発者の素性も注目される。
(中略)
ただ、告発者側にも疑問が浮上している。
読売新聞は27日朝刊で「違和感残る告発」として、「告発者の総務担当者(=建設会社幹部)には右翼団体とのつながりが指摘されている」「過去の汚職などを振り返れば、依頼者側は証拠を残さないケースが大半だ」「『わなに陥れる意図があった』と言われてもやむを得ない」と指摘。
さらに、「週刊文春の取材姿勢にも疑問がある」「(幹部の)コメントは週刊文春を通じて出されており、報道機関が取材対象者で一方の当事者の窓口を務めている」「思わぬ勢力を利する結果にもつながりかねない」と警鐘を鳴らしている。
夕刊フジでも、千葉県の建設会社や幹部の周辺を取材した。
民間信用調査会社によると、同社は1973年に設立され、現在の従業員は5人。プレハブ造りの事務所にいた女性に取材の旨を伝えたが、「出てってください! 警察呼びますよ」と、にべもなかった。
幹部は、建設会社とは別に、神奈川県に自ら会社を持っているとされるが、登記上の住所には廃屋があるだけで、実態は確認できなかった。
幹部をよく知る関係者は「高校卒業後、神奈川県内で父親の不動産業を手伝っていた」「自ら甘利氏に近づいたとは思えない。バックに大きな何者かがいて、利用されているのではないか」などと語った。(以下略)』
何度も申し上げますが、甘利明経済再生担当相の疑惑は明らかな謀略としか考えられません!!
本当に重大犯罪ならば、「告発者の総務担当者(=建設会社幹部)には右翼団体とのつながりが指摘されている」のを表に出てきて否定して、事実関係をしっかり言うのが筋です!!
勿論、金銭を渡した側も刑事追求を免れないですがね。
報道した週刊文春も、過去のロッキード事件やKSDなどで、「世論誘導」した悪業があります。
甘利大臣、大臣の辞職は大変残念ですが、こんな謀略に負けてはなりません!!
どうか、最後まで説明責任を果たして政治活動のお仕事に邁進して下さい!!
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特亜3国は約束や契約を守る美徳が無いことで窮地に立たされている その理由とは??
皆様もご承知かと存じますが、中国、韓国、北朝鮮の特亜3国がコウモリ外交をやり続けていることは良く知られています。
今、朝鮮半島では1月6日に北朝鮮が核実験を強行したツケが、中国、韓国、北朝鮮の特亜3国に約束や契約を守る美徳が無いことで窮地に立たされているのです。
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