タワゴト日記

 未来は無限にあると思っていたが、有限を
感じさせる世の中、光をツールに少しでも楽しい毎日でありたい!

梅雨プラス台風

2012年06月19日 | Weblog


 やはり今年も、災害年だろうか?

会社も、学校も早く終わり、ニュースは、台風4号情報ばかりである。

最近の政治番組も吹っ飛んだ感じの報道ラッシュである。

大飯原発、福井原発は梅雨プラス台風にどんな備えをしているだろうか?

我が家のねこちゃん午前中に姿を見たきり、雨が激しくなり、いつも夕食

までにお帰りになるのに帰って来ない。

我慢すること、待つこと、耐えることが得意でない自分。

さらに、ここ2.3日体調が悪い、風邪?花粉症?鼻水、クシャミが

止まらない。

夕方のスイミングを休み、毎週たのしみにしているドラマ「はつ恋」を

見る予定だったのに、台風4号の情報のため中止。

雨戸をしっかり閉めて、電気を消して、くすりを飲んで早く寝よう!

こんなにエコに協力しているのに?

写真は、ひこうきジャングルジム?、子供がよく遊ぶ公園。




つゆ知らず

2012年06月16日 | Weblog


 今年は、暑い日、寒い日、朝晩寒く、昼、真夏なんて寒暖の差が激しく、

服装を脱いだり着たりで温度調節。花粉症で目は痒く、クシャミで鼻水が出る。

鬱陶しいことありゃしない。やっと梅雨に入って落ち着いて「しとしと」と

雨が降る。テレビで日本語のすばらしさを日本に住む外人さんが日本文学者と

対談していた。

乾ききった大地を、再び生き返らせるように万遍なく水を与える、天から

の贈り物、恵みの雨であるかのような「しとしと」感の持つ響きである。

この言葉には、安定感があり落ち着く、もちろん心の中にもこんな雨が降ると

いいよねェ・・・「しとしと」とこころみたされるなんちゃって!

あめに咲く花「あじさゐ」なんて日本人にぴったり、だって音もなくしとしと

降らないと「紫陽花」は下を向く、それは奥ゆかしさ?恥じらい?・・・・・








幸せへのキセキ

2012年06月13日 | Weblog


 自分だったらできただろうか?

最愛の人の死から立ち直ろうとする家族の<軌跡>を描く。

実話から生まれた<奇跡>の物語。家族の絆を取り戻す物語。

マット・デイモンの映画はもう4,5本は見たはずである。

彼が出演する映画は、いつも大作で、実話が多い。

南アフリカでは弱いラグビー・チームの立て直し、米国では弱いオークランド

・アスレチックスの立て直し、そして極めつけはあの3.11少し前に封切ら

れた津波からはじまる映画「ヒア アフター」。

あの津波のシーン(CG)は、人間が考えただけで、現実には起こらないと

思っていた。それが起きたのだ。

まさか、封切り中、現実に日本で起こるとは誰が予想したろうか?

想定外で逃げようなんて、原発のメルトダウンのオマケまでつけたのだ。

日本では、ロードショーの途中で封切り中止となった。

それ以後、日本人は何回、街や畑を一瞬にして飲み込む現実の津波の凄さを、

テレビで、嫌という程みたことだろうか?

この映画に戻って、この世に神様がいるとしたら、不幸を乗り越えられる人に

試練を与えるのではないだろうか?

そう思わないと乗り越えられないとも言えるかもしれない?



実在するこの舞台の動物園で最近ライオンが脱走、隣接する隣のライオンと喧嘩

しているところを捕獲された。喧嘩するために脱走?動物と暮らし生きることは

ほっとすること、癒されることも多いが・・・・・。





 

思い出に生きる

2012年06月12日 | Weblog


 日本の高度経済成長時代のころ、それは大阪万博で建設業界が最も華やか

な時代・・・

「太陽の塔」がシンボルで、芸術は爆発だ!と叫んだ岡本太郎先生と並んで

撮った写真が社長の人生の宝であり、それを話すときの顔はイキイキして

輝かしい。体も若く元気でよく働き、目も、耳も十分な機能をはたしていた。

親分肌だった社長(先輩)は、地元で何度か表彰された。

そして、当時は先輩を頼る人も多く、反面○○組という名前から、近所の人は

誤解する人も多かったらしい。

しかし、若いころの話をする時の先輩は、目も輝き、朗らかである。

当時大阪に住んでいた自分まで、懐かしさが伝染、通院介助のため自動車を

運転しているときに、この話になると運転に集中できなくなる。

そんな時、喫茶店で時を過ごすこととなる。

この地方の喫茶店のモーニングは豪華である。

朝の早い自分にとって、とても幸せなゴールデン・タイムとなる。

昼食をとらなくても、過ごすことができるシルバータイム?

しかし、先輩の昼食は、10時ごろ配達される、今日は注射と診察そして

調剤薬局で薬も受けとらなければならない。

前まで置いてあった目薬がここにないという。

どんな目薬だったかわからない。再度家に帰り、空の目薬を持って

薬屋さんへ、そしたらまた思い出した整髪剤のつばき油。

道理でいつもダンディな先輩。男一人暮らし、目も、耳も不自由。

家の中は整理整頓されきれい、身ぎれいな生活態度がうかがわれる

彼は毎日洗濯、転んでからは外出が億劫になったといいながら毎日散歩。

生きることは大変、これが本当に生きることなのだろう?・・・

今日は本当に、ありがとう!と言われ嬉しかった。

帰りの自動車の中窓を開け、どこかの白い百合の清楚な感じと匂いに

ルンルン気分!単純な自分が好き!

こんなときには、自分をねぎらいビールを飲もう!






心の謎

2012年06月10日 | Weblog


 生涯学習西洋美術史第二回に参加して、今まで馴染めなかったというか

僕の心の中から西洋の美術史を無意識に排除していたがここにきてわだかまり

を受け入れようという気持ちが芽生えてきた。

きっかけは、ロシア旅行エルミタージュ美術館にあったのだ。

作品の多くがロシアにある?イタリアからはじまるルネッサンス、マニエリス

の16世紀を経て17世紀バロック様式となる。

バロック様式とは、風景画の成立、静物画の成立、国際カラヴァッジョ様式、

対抗宗教改革のキャンペーンである。

しかしその広がりはイタリアにとどまらずフランス、スペイン、オランダ

そして日本までに及んだ。

日本ではこうした自然画はすでに14世紀に確立されていたのだ。

日本画が世界を先駆けていたことは、彼らは認めていたのだ。

ここでハッと思い当った。何か馴染めなかった理由が。

水彩画で風景を描く、日本画が好きだった小学校時代の自分。

中学校で油絵になって、何か裏切られたと、馴染めなくなかった自分。

その後は、大好きだった絵が、一気に嫌いになった自分。

今、そのわだかまりが一気に解けるのを感じた。

生涯学習の講師は、海外からくる展示品観賞はあまり薦められない。

日本でみるなら大塚国際美術館をお薦め。

持ち出し困難な壁画、天井絵はなんといっても現地の教会が圧巻。