■朝寝坊して仕事に遅れてしまった。午前中はとにかくデータ入力に一生懸命、その後、10月の実地調査の資料配布準備。全て異なる55人分の書類を5人がかりで用意するのだ。何とか午前中に済んだので、午後は相棒に頼んで行政書士会のオンライン研修を受講しに出かけた。
テーマは「外国向け文書の認証について」を公証人、法務省民事局係官と行政書士連合会の姫田先生の3当事者の立場から外国文書の処理を解説する内容で、特に外国の相続関係調査を専門にしている僕としては非常に有用な講義であった。
3年前に1年がかりでハワイとアメリカ本土に在住する14人の相続人から必要書類を集めて小浜の国道27号線にかかった小さな土地を国交省に売却登記し、代金を支払う事業を請け負って道路工事の完成に間に合わせたという一件はこの分野における強い自信となった。なにしろこれだけの人数の相続をまとめた先例はかってなかったようだから。
今時、生き残りのためには企業が外国に進出したり、外国から投資を受けるような環境がますます必要になる。帰化や在留資格と並ぶ行政書士の事業領域としてこの「外国むけ文書認証等」は有望な領域になってくるという確信がある。この日の講義はいつになく充実していた気がする。
車庫証明の仕事を失ってから全く仕事に対する情熱をなくしてしまった。その理由は仲間うちで仕事を取り合うような現状と会員資質に辟易してか、それとも、毎日多忙に生活をエンジョイするために余裕時間が逼迫しているからか定かではない。この研修で何かつかめるといいなあと思って参加していたので少しテンションがあがったかな?
夜はパーカッションのクラスに出るために金沢へ。面識はないがクラス仲間の1人が急に癌で亡くなったそうだ。59歳だと言う。パーカッションの他サックスもしていたそうだ。音楽葬だったという。最後はブエナビスタソーシャルクラブのDVDばかり見ていたらしい。
先日、その映画DVDをネットで入手したばかりだ。帰って観てみよう