くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

セキュリティーニーズ

2011年10月20日 | Weblog

■ふたば会メンバーである第一防災の吉村さんから仲間と一緒にセキュリティーの話を聞きたいので一度飲みましょうという話があり、とある料亭に案内された。吉村さんの他に某セキュリティー会社社長と市の消防局某課長がいて、ぼくの9年間の留学経験の一端を話した。もう10年前の話になるが、僕としては今まで専門家相手に専門の話を聞いてもらう機会がなかったので楽しみにしていたのだが、社長などは僕から具体的な儲け話の発想が聞きたいらしく少々物足りないと感じたらしい。

課長は僕の話が「文化的」に聞こえたらしく、吉村さんからは「セキュリティー以外でアメリカにあって日本にまだないものはないか?」という質問まで出た。確かにセキュリティーテクノロジーはアメリカで始まって5年後に日本ではやるといった話はきいたことがあるが、、、。

僕の結論は日本にアメリカ的セキュリティーは必要ない。アメリカのセキュリティーがめざすところは実は日本的な文化、伝統、コミュニティーということなんだが、、、。いい話があれば僕が聞きたいくらいだ。もし、僕がセキュリティービジネスを始めるとすればどんなものになるだろう?ふっと思いついたことがある。

最近は日本企業が外国に生産拠点を置いたり、外国企業と合弁したりする機会が増えるので、現地のセキュリティー事情を調査してディザスタープラン、コンテンジェンシープランを企画コンサルタントする仕事はどうだろうか?皆の興味を全く引かなかったところをみると、彼ら同業者の中に割り込んでやれる僕固有のビジネスチャンスがあるかもしれない。

もう一つ。僕が帰国したとき担当教授の出版したテキストの他にアメリカのセキュリティー専門誌の翻訳をやってみようと思ったことがある。アメリカの5年後に日本ではやる神話があるなら彼ら業者にはニーズがあったはず、、やっときゃよかった。大震災しかり、この10年間、セキュリティー専門家として頑張ってりゃー人生変わっていたかも、、、。

最近僕が陥っている仕事に対する「情熱の消滅」についていえば、今日のトークはぼく的に意義があったかも、、、、。

コメント
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