秋の風ばっさり切れずしがらみは
( あきのかぜばっさりきれずしがらみは )
実家は、海から４ｋｍほど内陸に入ったところ
山を背に、家の前に立つと瀬戸内海を見ることが出来ます
生憎冬の写真、裏山の中腹から撮ったものしか
手元にございませんが、 ご覧ください
海へ向かって延びる道を通学してました
小学校までは、 ２．８ｋｍ
中学へは５ｋｍを自転車で
のんびりできるけど、限界集落手前
そんな場所で育ちました
母独り 周囲の若奥さん
と云っても、５０代から７０代の方々に
支えられて暮らしております
この人たちが居るから、安心して母独り残しておけます
前回７月に帰省した頃より
ご近所さんの奥さんに ずっと違和感が
何か様子が、違う
母に言っても、
「そんなこと無いと思うけど
この前、地域のイベントにも
乗せて行って貰ったよ」でも、娘さんから電話が、あったり
こちらから電話しても、奥さんが出たことが、無い
夕方の絶対に在宅している筈の時間なのに
車ですれ違うことも、無い
ところが、 先日
「やっぱり」って連絡がありました
ご夫婦で諍いがあって、奥さんが、家を出たらしい
明るく働き者です
可愛いお孫さんも、いらっしゃる
ご主人のおばあさん、１００歳を越え、ご長寿でした
その方を、送ってやっと自分の天下の筈
それを捨ててもかまわないほどの
憤りが、あったって事です
ところが、島の人って本当お人好しだなあって
エピソードが判明
切ないというか、 微笑ましいというか
母が、全く疑わなかった原因
イベントに母や他のおばさんを乗せて行ってくれたのは
判ると心配するだろうからって
ワザワザ現住所から車に乗ってきて
なにもないような顔をして送り迎えしてくれていたんだそうです
島の人ってこんなんやから
淡路島のモンキーセンターに居る猿は、特別優しいという
研究結果があるそうです
人間にも相通じるものを感じる今日この頃です
実家の裏で見つけた蜘蛛の巣
朝日をあびて、キラキラしてます
ＰＣに取り込んで、
この蜘蛛、肢の数が足りませんよ
巣の形も独創的です
