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ステレオカメラというものが、ある

建築・土木専門のWebニュースを読んでいたら、
ペンタックスが「デジタルステレオカメラ」を発売する、という記事がありました。

ペンタックスのHP → http://www.pentax.co.jp/japan/index.php
*News&Inforemation の8/2付のに詳細が。

昔から視差によって立体を起こす技術はあった訳ですが、
> 解析図化システム「PENTAXPAMS D」を使用して,
> 撮影したデータから現場の平面図,立面図,鳥かん図を作成することが可能。
ということだそうで、土木や都市計画、景観シュミレーションなんかで使えそうな感じ。

ところで、このステレオカメラって今まで誰が買っていたか?というと、なんと警察なんだそうです。
交通事故の調査で現場の立体化に使っていたんですって。
それも今までは「ガラス乾版」が感光材だったという・・・超特殊な分野。
今回の新製品はカメラ部がデジタル化されたのが売りな訳ですが、さてお値段は、というと・・・。

ステレオデジタルカメラは;
製品名:PENTAX ST-120D
価格: 6,720,000

対応する解析図化システムは;
製品名:PENTAX PAMS D
価格: 11,970,000
(ソフトだけでなくて、制御パソコン、作業デスク、椅子なんかもセットに入っている・・・)

ゼ、ゼロが多いいいいい。残念ながらちょっと試しに、ちゅう値段ではありませんね、
ちゅうか、建築の設計事務所ではまず買わんでしょうね。人間が書いたほうが安い(爆)。
簡易版で 1/500くらいの値段 で使えるものってないのか知らん。
因みにカメラの販売目標は50セット/年、解析図化システムは20セット/年、だそうです。
超高級品ですね。見た目は大した事ない感じですが、侮ってはいけなかった・・・。
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