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もともと記憶力に自信はないんだが、年とともに更に悪化している自分が怖いので、
BLOGに書いておけば少しは何か残るか、 と、気持ちを新たにしているつもりな。 |
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幻のブックデザイナー
1930年代に数々の美しい装丁の詩集を出版したことで名を知られる「ボン書店」。
その刊行人であった「鳥羽茂」と言う謎の人物を追ったノンフィクションです。
恥ずかしながら、日本戦前期のモダニズムに興味があるようなことを言っていながら
ボン書店はおろか、本書に登場するモダニスト詩人についても何も知りませんでした。
で、その鳥羽茂と言う人がこの出版社をやっていた訳ですが、
この出版社、社員は全一名、つまり彼しかいない。
なので著者との交渉(まあ基本お友達な訳ですが)から販売まで、
あるいは装丁(デザインも製本作業も!)から印刷まで、
とにかく全て一人でやってしまっていたらしい。
しかもその印刷、活字まで鳥羽が組んで印刷機廻していたというのだから、
もうなんというか・・・凄すぎます。究極のブックデザイナーですね。
とにかく一度実物を見てみたい。
同書によると、中学在学中から同人誌や投稿誌などで活躍を始めた詩人でもあり、
しかもその時点で自分の持っている活版印刷機で同人誌を印刷していたらしい。
文庫本のあとがきでは、父親を早く亡くした家族を支えるために、
生活の糧として印刷業をやっていたのではないか?という仮説も書かれていましたが、
まーとにかく活版印刷機もっているハイティーンってちょっと凄い。
その刊行人であった「鳥羽茂」と言う謎の人物を追ったノンフィクションです。
恥ずかしながら、日本戦前期のモダニズムに興味があるようなことを言っていながら
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で、その鳥羽茂と言う人がこの出版社をやっていた訳ですが、
この出版社、社員は全一名、つまり彼しかいない。
なので著者との交渉(まあ基本お友達な訳ですが)から販売まで、
あるいは装丁(デザインも製本作業も!)から印刷まで、
とにかく全て一人でやってしまっていたらしい。
しかもその印刷、活字まで鳥羽が組んで印刷機廻していたというのだから、
もうなんというか・・・凄すぎます。究極のブックデザイナーですね。
とにかく一度実物を見てみたい。
同書によると、中学在学中から同人誌や投稿誌などで活躍を始めた詩人でもあり、
しかもその時点で自分の持っている活版印刷機で同人誌を印刷していたらしい。
文庫本のあとがきでは、父親を早く亡くした家族を支えるために、
生活の糧として印刷業をやっていたのではないか?という仮説も書かれていましたが、
まーとにかく活版印刷機もっているハイティーンってちょっと凄い。
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