ちょろきんの戯言

主に毎日のごはん、イベント、想ってる小さなこと。

癒しの時間

2006-08-25 | おいら

 

今日は子ども達が通っていた幼稚園で、『卒園生対象のハンナの集い』というのが行われた。

在園中にもあった『ハンナの集い』子育ての話を中心に園長先生が聖書からお話をしてくださる。長男が年長の時に会長たるものになって初めて参加した会。

あの頃は義務のような気持ちで行っていたのも確か。(約一月に1度)

でも卒園してからも妙に気になる、園長先生と母園のこと。これって何なんだろう

愛着、執着、甘え、思い出・・・と色々な思いが混ざる中、長男が卒園して3回目の春が過ぎた。

初夏、園長先生から7枚に渡るお手紙が来た。

それは今まで関わってきた人たちに送られた手紙。私もその仲間の一人に混ぜてもらえて光栄。

園長先生がこのたび園を退いてしまわわれたこと。園とのこれからの結びつきのこと、さまざまなことが書かれていたのを見て、むしょうに園長先生に会いたくなった。このお手紙を先生はどんな気持ちで書かれたんだろうと思うとたまらなかった。

何か母を想う気持ちと少し似ている。そんな気がした。

でも、私自身の忙しさにかまけてお手紙の返事すら書けない日々が続く。実際、返事をどう書いてよいものやら少し戸惑う自分もいた。

顔を見て話すのが1番でも、すれ違いなんだよな。私が行ける時間と先生が在園してる時間・・悶々と過ぎていく日常。。

それからしばらくして、お世話になった在校中の先生からメールが届く。

8月に卒園生対象の会を開きます。来てくださいね

やったー先生に逢える~月末で忙しい時期なんだけど、何とかして仕事を無理やりでも終わらせて園に行く、絶対行く

園に着くと、半同窓会のようなお母さんたちの顔ぶれ。

中には大学4年生の娘さんがいらっしゃるお母さまも参加されていた。

私たちが幼稚園に関わるずーっと前を築いてきてくださった先輩方。

何もかもが懐かしい・・春にバザーがあったときに訪れたけどあの雰囲気とは違う、いつもの園の雰囲気。子ども達が通ったのに、まるで私の母校のような感触。

 ポロそうな扇風機も(長男の頃よりは新しくなってる)懐かしい。

やかんでさえ、取っ手がないのがかわいい

単にビンボーなだけやんか・・・でもね。あったかいのよ。卒園して何年もなるのにこうやって、また行ける園が私は大好きこれも、しんどい思いをして役員をしたからだとは思うけど、あの1年は多分私の歩んできた人生10年分に匹敵するんぢゃないかと思えるくらい濃縮していた。あの1年がなかったら、今の私はなかったと思う。色んな意味で・・・

 何故、聖書の言葉を軸に書くのか・・といつも不思議に思っていた年間聖句も懐かしい~

先生の懐かしい口調でのお話の後、みんなでしばしの歓談。この園の集まりはだれかれともなくみんなでおやつを持ち寄り談話が始まる。(私は仕事帰りだったので手ぶらでしたが・・)

 とても変わった果物を頂ました。名前は忘れた信州の方が名産で柿のような柿より酸味があるような桃のような果物です。

 合歓のバターケーキも登場です。

私は次の仕事の時間があった為、みんなより早くゴロゴロと雷が鳴るなか、ビビリながら仕事場に向かいましたが、久々に園長先生に会えて嬉しかったな・・

私が癒される空間・時間を過ごさせてもらえてうれしかった。また、定期的にこういう会をしてもらいたいな・・先生が元気なうちは何度でも・・・

まさに親の里帰りのようでした。

 懐かしい学び舎が今日はとてもとても心地よかった昼下がりでした。

お陰で次の仕事での私は、聖母のように穏やかに子ども達に接することが出来たことはいうまでもありません(ホンマか)

 

コメント (2)
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