柵のある右岸の道を進む。 橋を潜ったあと、川はゆるく左にカーブする。 前方に橋が見えた。 橋の欄干は赤錆の色だった。 それも当然で、欄干は穴の開いた鋼材で出来ていた。 橋から上流側を見ると、三日月橋が見える。 岸は石垣状で、水面からかなり高くみえる。 上流側の右岸は民家の塀があり、柵も道もなくなっていた。 この先には妙昌寺があるはずだった。 左岸には道があったので、そこへ入った。