新河岸川沿いに星野高等学校があるが、その北側の門そばの橋に「弁天橋」と書いてある。
新河岸川下りでこの橋にも来たが、たしかこの橋は「お茶屋橋」のはずだった。
「弁天橋」の名は、小江戸川越七福神のひとつである妙昌寺に祀られている経ヶ嶋弁財天からきてると思われる。
しかし、妙昌寺の着北側、星野高校の南側の門そばの橋は「黄金橋」である。
この弁天橋は、その下流にあり、かなり離れている。
また、新河岸川に沿って市街地の北から東へ行くと、そこにも「弁天橋」がある。
この橋の近くには、龍池弁財天があるので、この名が付いていると思われる。
この地図通りだとすると、同じ川に弁天橋が二つあることになる。
確かめるために、またその橋に行ってみた。
星野高校の北側の門を左に見て、右に目を転じると、直ぐ脇に橋がある。
橋の右の欄干の下を見ると、プレートがあり、「お茶屋橋」と浮き彫りにされていた。
間違いなく、「お茶屋橋」であった。
たまたま、1982年 川越市企画財政部企画課発行の市民のしおりに、「川越市案内図」という地図が付いていたので見てみた。そこにも、この橋の名は「弁天橋」と書かれていた。
「みる遊ぶ地図」も川越市観光課が発行している。
川越市はこの橋を「弁天橋」と認識しているようだ。
いったい、どちらが正しい名前なのだろうか。
この地図で、妙昌寺近くを見ていたら、もう一つ変なところがあった。
経ヶ嶋弁財天の入口脇の通りは、すぐ先で新河岸川を渡るが、そこの橋が書かれていないのである。
かなり古い橋でなので、地図にないのはおかしい。
橋に行ってみたが、橋の名前はどこにも書かれていない。
むしろこの橋のほうが、「弁天橋」にふさわしいとおもうのだが。
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Unknown
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