天神社に向かうため、中老袋公民館を出て右折する。
100㍍も行かない所に橋があった。橋から川を見ると景観が一変した。

橋の左側は割と広く、両岸に樹木が繁り、水の上まで木がおおいかぶさっていた。
流れはほどんどなく池のようにも見え、その奥は狭くなり藪の奥に消えていた。

橋の反対側はやや狭く、樹木の背は低く、はっきり川の景観をしていた。
地図で見ると、この橋の両側には、さらに広い場所が何箇所もあり、一本の線で繋がっていた。
橋の左側(下流側?)は600㍍ほど先で、古川排水路に注いでいた。
どうやら、もともとあった大きな川の跡らしい。
古川排水路の名になっている古川とは、この川を指すのだろうか。

橋を渡ると、道は工場を右に見ながら左へカーブする。
カーブの途中で右へ入る細い道があり、その角に満開の桜が咲いていた。
桜の季節は終わっていたが、ソメイヨシノとは種類が違うようで、きれいに咲いていた。
「散歩」の記述は、さらに先で川越上尾線とのY字路を右折するように書いてあるらしいが、この道が近道と思われた。