川越雑記帳2(川越見て歩き)

44-7 中老袋公民館・薬師堂跡



 「もとの道に戻り、堤防沿いの手前の道を右に入る。火の見櫓を過ぎ、東本宿霊園のある交差点を右に入ると、庚申塔の右手奥に、中老袋の公民館と共同墓地がある。」
 もとの堤防沿いの道に戻り右折する。道は100㍍ほど先で堤防から離れる。
 400㍍ほど行くと入間大橋に上る中老袋の高架橋があるのでそれを潜る。さらに300㍍ほど行くと、信号のある交差点の左前方に東本宿霊園があった。交差点から入間川の堤防が見えた。





 交差点を右折すると、すこし先の右手の柵の中に庚申塔があった。
石柱に青面金剛が深く浮き彫りになっており、基壇の三猿もはっきりしている。

 庚申塔の脇に舗装された細い道があった。
両側を塀に囲われた道の先に建物が見えた。





 塀が切れると右手が広くなり、正面に新しい建物があった。
地図には中老袋自治集会所と書いてある。
庭には、これも新しい、パンダとライオンの像が並んでいた。



 左手には共同墓地の入口があった。

 「もとは下老袋の玉泉寺が管理していた薬師堂があった。本尊の薬師仏は公民館の中に安置されている。なお、毎年二月一一日に行われる弓取式のときには、当日奉納する田楽の、いわゆる「おでん宿(豆腐宿)」になる。」

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