
東の入口は、二体の山田の案山子だったが、西の入口には長崎の平和像があった。
私は東側から入ったので、これは一番遠くにあった。写真を撮りながら徐々に近づいたが、後姿しか見えないので何だか分からなかった。何か白い大きなものがあるなという感じであった。
正面に回ってみて初めて平和像であることが分かった。

本ものは、写真やテレビでしか見たことはないが、何の説明がなくても平和像である。
白い布で形を作り、線画で顔や体の細部を表現している。
像のわきの下越しに見えるのが、次の細木数子である。
№28 「スズメもこわがる細木数子」 戸田栄子作

西側の入口左にあるのがこの作品である。タイトルには「スズメもこわがる」の右下に小さく「細木数子」と書かれている。

最初は「細木数子」のつもりではなかったのだろうか。でも見れば見るほど「細木数子」に見えるからおかしい。

