すこし見ない間に、川越駅西口に建設中のホテルは高さを増していた。 ウニクス川越の脇の道路から見ると、周囲のビルの頭越しに、鉄の柱が林立していた。 その高さから、すでに最上階まで鉄骨が組上がっているかも知れない。 その道を直進すると、工事中のビルに突き当たる。 ビルは窮屈に首を曲げないと、上が見えないほどに高くなっていた。 西側のゲートは閉じられ、南側のゲートから大型の車両が出入している。 地上では、数台の重機が稼働していた。 ローソンの角から見上げると、南側と北側で段差があるのが分る。 北側の全景は、あまり変化が感じられないが、次第に全体の形が見えてきた。