茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

台湾旅行2014-小慢Tea Salon

2014-04-06 11:28:37 | 街散策・旅行
台湾旅行最後の何時間は、評判の小慢Tea Salonでゆっくり過ごしました。


臺北師範大学の近くにある細い路地に佇み、タクシーで行ってよかったのです。

一歩中に踏み入れると、別世界。


小慢女士の生家を改築し、彼女ならではのセンスでしつらえました。

ここまで、古びったく、けれど味わいのある空間を作り出すのが、難しいはずです。

茶譜とその詳しい説明を読めば、ここは、他の茶館と違うのが分かります。小慢女士特選のお茶の数々で、そのこだわりが伺えます。

今日は、炭火焙煎した蜜香烏龍の冬茶にしました。それを「炭香寒露」と名付けしたところ、小慢女士の文学的造詣にも感心しました。


台湾に来てから、ほとんど娘が自らお茶を淹れてくれています(笑)
指摘するなら、たくさんな点がありますけれど、この日は、こんな感じで淹れてくれました(笑)


運良く、その日、小慢女士は、後ろのテーブルで茶藝の講義をなさっていました。少なかれ、耳に入った彼女の言葉に、この方の教えを、もっと聞きたくなると思いました。


流暢な日本語も話せる彼女、東京で年何回講座があるようです。機会があれば、行ってみたいなと思いました。

小慢Tea Salon
台北市泰順路16巷39号
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台湾旅行2014-鶯歌の采興

2014-04-06 11:18:38 | 街散策・旅行
台湾の後、里帰りで上海に帰ることもあって、かさばるような買い物はなかなかできません。

葛藤の中、臺北陶器の街鶯歌に、とりあえず行った感じです。欲しくなるような器が殆どありません。それにしても、記憶に残るようなお店は、鶯歌には少ないのです。


ここだけは、カメラを向けたくなりました。
采興という看板の店。渋くて、なんとも趣のあるしつらえの入口。



店内の茶道具、一つ一つが、光ってみえます。

親子のような女性二人が、茶人服をまといながら、布ものを繕うところが、風景になってみえます。


荷物の大きさ、お値段の兼ね合い、写真の茶葉入れと茶則を買いました。

ここでもっともっと買い物したかったのです。


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台湾旅行2014-竹里館の茶葉料理

2014-04-06 10:00:17 | 街散策・旅行
宜蘭観光案内のお礼に、茶葉料理専門店の竹里館で小宴を設けました。


コース料理もありますが、今日はボリュームのある単品で注文しました。



菜譜(左上から)
凍頂茶燻製ガチョウと烏龍茶ピリ辛ソースがけ鶏肉の盛合せ

茉莉花茶入り殻つきエビ塩漬け卵の炒め物と龍井蝦仁の盛合せ

牛肉フィレのプーアル茶煮込み

包種茶入り魚の醤油煮込み

旬の野菜炒め

台湾バジル入りイカの三杯料理

どの料理も美味しかったです。茶葉料理の中、ジャスミン茶入り殻つきエビと龍井蝦仁が一番好きでした。

ここで頂けるのは、数々の茶葉料理ばかりではありません。台湾の伝統料理もチョイスできます。

旬の野菜の龍須菜は、初めて頂きました。噛みこたえが大変気に入りました。

三杯料理は、台湾代表的な家庭料理です。三杯とは、台湾米酒、台湾醤油と台湾香油です。今日は、イカの三杯料理を頼みました。味がイカにしっかり染み込んで、ご飯が欲しくなる一品です。

Cさんご夫妻は、竹里館が初めてのようです。今度、友人やご家族を誘ってまた来たいとおっしゃってくれました。

竹里館にしてよかったのです。

竹里館
住所 台北市松江路182號2樓

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