![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/47/9c80e63ca217a2ee33b75183c6ddfc01.jpg)
写真 西湖龍井
西湖龍井を頂いた幾日前、台湾龍井の新茶を頂く機会がありました。
1948年、蒋介石(しょうかいせき)が軍隊を率いて、中国大陸から台湾に、たくさんの人々が移り住みました。人々とともに、海を渡ったのは、杭州の龍井です。
台湾の地でも故里の味を味わいたい思いです。
台湾龍井は、台北近くの三峡地区で栽培されています。長い年月が経て、台湾龍井は、台湾の土に馴染み、大陸龍井の群体種や龍井43号等とは、違い品種となります。一般的に、青心柑仔もしくは黄柑種のいずれになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/67/e2f54329583fa991711876f4f5acce95.jpg)
見た目は、台湾龍井の方が、もっとくすんだ濃い緑になり、気候の違いで、長さも5-6センチほどあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/bf/8a3baa3a10a5b4a4e434eb22b48f867b.jpg)
豆香の大陸龍井に対し、台湾龍井の味わいは、一種の花香、軽やかな果香…表現するのに、言葉に悩みます。美味しく頂けるお味です^_^
大陸龍井と台湾龍井の新茶に、共通しているのは、産毛の厚みというところです。初めて見る人なら、綿と思ってしまう可能性が、なくもないかもしれません。
そして、茶杯の中、水の張力で、産毛が光って見えるところも、春の風物詩です。
![にほんブログ村 グルメブログ 中国茶・台湾茶へ](http://gourmet.blogmura.com/chinesetea/img/chinesetea125_41_z_leafgreen.gif)