茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

Peruさんのお茶

2014-10-18 21:08:17 | 茶会・茶勉強会
忙しかった夏休み。遡ってあるお茶経験を、記録しておきたい。

七月、初めて頂いたPeruさんのお茶。

この日も、ルハンさんに誘われて、ルハンさんの友人と三人でPeruさんのサロンに向かいました。


美味しいPeruさんの台湾ご飯とデザートの後、いよいよお茶の時間。


Peruさんのお茶淹れのスタイルは、特別なものでした。
茶海を使わず、茶壺から直接茶杯に少しずつ注いでいきます。
スピード感もあり、新鮮なものでした。
茶盤を使う大陸茶芸とはまた違って、一つの茶杯にキレよく注ぎ、素早く次へ移る。
それを何往復しているうちに、茶杯に一杯のお茶が増えていきます。

不思議なことに、この淹れ方が原因なのか、
茶杯の中、何層の味わいが五感で感じます。

Peruさんの甘い声のように、
淹れたお茶は、どれもとろんとしていて、
甘韵がうまく引き出ていることが印象に残りました。
淹れ手のイメージ通りの出来栄えです。

ちなみに、その日は、たしか...朝から雨模様でした。
炭火でお湯を沸かしたり、
茶葉の入ったお茶入れを炭火の横で温めたりすることもされていました。

時間がゆっくり流れ、
Peruさんがお茶に対する哲学、
印象に残るPeruさんの言葉の数々。

お湯のコントロール、
淹れる時のフォーム、
美味しく出来上がった時のシグナルなど。

今までどこかで教わったことのある要素の数々ですけれど、
アングルを変えれば、吟味する意義が十分にあるPeruさんのお言葉。

復帰されてくるPeruさんのお茶を、
また楽しみにしたいですね。

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