KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

コンビニの総売上げと百貨店

2005年02月14日 23時35分24秒 | マーケティング・サービス
「店舗数は全国で4万店を超え、コンビニチェーン全体の年間売り上げはおよそ7兆2000億円と、百貨店に次ぐ小売業界の主役となっている」・・・(日経ビジネス2005.2.14発売 特集 勝ち抜く環境経営より抜粋)

この文章を見て「百貨店って凄い」と思いました。
全国にたくさんあるコンビニよりも売り上げが多いのです。

ここ何年間か百貨店の売り上げが落ちているという記事を良く見ます。
そごうなどの経営破たんがあり、イメージが悪くなっているようです。

しかし、この数字を見ると「百貨店は凄い」。

問題)
百貨店の店舗はどれだけあるでしょうか?

答え)
275店です。(店舗数)
全国て275店しかないのにコンビニを上回る売り上げがあります。

そして、売り上げは7兆8700億円です。

参考資料:日本百貨店協会

この数字をどのように考えるか・・・。

僕自身の考えは、百貨店の良さを経営者が気づき、その良さを伸ばすということに注力すべきと思います。

百貨店は質の良い(高い)品物を置くことにチカラを入れて欲しいです。
本当に良いものを選ぶのって、時間がかかります。

品物によって、情報は少なく限られていたりします。

靴やスーツを、本の情報で買いますか?
靴は履いてみないと良さ(あうあわない)がわかりませんし、また、質感は写真だけではわかりません。また、スーツもそうだと思います。

スーツの販売専門店は商品に幅がなく、選ぶキモチがなえます。また、スーパーでスーツは質的に買う気になりません。(僕の意見です。他の方は違うかも知れません)

そういうところで他業種と差別化ができていると思いますので、長所を生かして欲しいと思います。

数字って考え方によって意識が変わることを実感しました。
「あとたった20分しかない」と考えるか、「まだ20分もある」と考えるかの違いに似ていますね。

コメント
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