KYO‐Gのコラム

大好きなハワイ、トライアスロン、ロードバイク、サーフィン、スキーその他興味があること、そして単なる日記(笑)を書きます。

このテレビを買うつもりはなかったのに!

2009年08月03日 20時47分43秒 | サービスコンサルタント

昨日、壊れたテレビの代替商品を購入しました。
ブラウン管のテレビから液晶テレビになります。

たまにしか購入しない商品の知識はほとんどありません。
テレビを選ぶというのはかなりハードなことです。

なぜかというと、日本のメーカーは技術的に差がないのです。(さすが日本!他の国のメーカーはありません。アメリカのように)

インターネットで調べたり仕事の帰りにヨドバシカメラで店員さんに質問して、少々知識をつけました。

それらから2つの機種に絞りました。

インターネットの情報で値段を確認し、いざ電器屋さんへ行きました。

最初の電器屋さんでは、メーカーからサポートで派遣された方が売り場にいました。
ためしに、メーカー派遣のネームタグにあるメーカーのテレビについて質問してみました。
「御社の液晶テレビは、どういうところがよいのでしょうか?」と。


そうしたら、そのメーカーの良いところを説明しまくります。
情熱たっぷりに。
そして楽しそうに。(終わらない・・・笑)

「他社とはこんなところが違うんですよ!」とか、「この液晶パネルは自慢できます!」、「このクオリティではこの製品がイチバンです!」と自信たっぷりです。
「自分ではこういう使い方をしてますよ!」ということまでいいます。
営業の基本は、お客様のことを聞き出すことなのですが、そんなことお構いなしです。(笑)


僕は購入するモノをかなりのレベル(店員さんと同等かそれ以上の知識武装をここロがけています)にしてから購入することにしていますが、それ以上の情報がありました。
そもそも購入対象になっていなかったということで知識がなかったことが大きな理由かも。(笑)

その店は最初に行ったので、価格の比較をするために違う店に行きました。

結果として説明を受けた店では購入しなかったのですが、説明された製品を購入しました。
製品のよさもありましたが、その説明でココロを動かされたのです。

僕にとってもっともインパクトのある商品だったからです。
たまたま、僕のニーズにあっていたのかもしれませんが、たぶん、それだけではありません。
なぜなら、当初の予算の1.5倍の製品を購入することになったからです。


僕は、最初に薦めてくれた彼の顔でその商品を買ったと思います。
ほんとうに自信たっぷりに、その商品をうれしそうに話していました。
メーカーの人が自信たっぷりに。
僕はそういう人から商品を買いたいのかもしれません。

世の中には、僕のようにインターネットなどできっちりと調べてから購入するひとばかりではありません。

メーカーの方は、電器店のスタッフをどれだけメーカーの人レベルまで引き上げられるかが、売れ行きの差となって現れることを知った方がいいと思います。

前回、同じメーカーの掃除機を購入するときにメーカーから派遣されたスタッフの対応がひどくて、「製品はいいけれど、その店では購入する気はない」という状況になったからです。


まとめると、「自分の知識を超えた内容については、超えた知識を持っている人のアドバイスが必要である。その人に会えることが重要なこと」なのです。

もちろん、消費者側にある程度の知識が必要なのはいうまでもありません。


コメント
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