KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2025

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

街。

2015年05月29日 | 歳時記
子供のころから街が好きだった。

幼少の時には
街から近い所で暮らしていたので、

休みと言えば
丸井さん(百貨店)とか池内とか
母親に連れて行ってもらっていた。

三男坊なので服は100%お下がりだったが、
玩具などは好きに買ってもらっていた。

中学になってからは、兄貴や友達と
「デパート巡り」と銘打って街で遊んだ。
もちろん昼間のこと。

高校になって家は西の方に引っ越した。
授業が終わってから自転車に乗る。
悪友たちと合流して肩で風を切った。

ドロップハンドル。大通公園に駐輪して。
それはそれで、楽しかったな。

大学生になってからはガールフレンド
(のちに妻となった人)と手をつないで
いつまでもいつまでも歩いていた♪


そして卒業。

大きな街に憧れて。
雑踏に揉まれたくて、東京に就職。

遠距離恋愛にピリオドを打って、
彼女を東京によんだ。

もうさすがに手はつながなかったけれど
大好きな人と東京の街を二人歩いた。
だれにもじゃまされずに。肩寄せて。


たまに田舎を訪ねるとのんびりしてて
「スローライフもいいな」と思ったりもする。

でも

やっぱり私は街が好きだ。


今はひとり、街を往く。

同じスローライフでも私には
街をゆっくり歩くのが性に合っている。kyokukenzo
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