KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2024

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

チップ解禁。

2017年06月07日 | 和食
チップ。

チップとは?

サービスの規定料金と
別に支払う、心づけ。

たとえば香港のホテルで
スーツケースを
部屋まで運んでくれた
ベルボーイに10H$渡す。

たとえば朝出発のときに
ベッドにおくマクラ銭とか。

たとえばタクシー乗ったら
「おつりは取っとけ」
(keep the change)って言ったり。

欧米では当たり前の習慣。

日本では
チップの習慣がないから
「サービス=タダ」。

だから「サービス=有償」
という考えを理解しずらい。
と言う説もあります。


まぁ、それはともかく。

ここで言いたいチップは
そのチップとちがいます。

野球で、ボールが
バットを「かする」こと。


それもチップですが。

ディズニーキャラクター。
チップとデールのチップ。


あー。リスのチップね。

木材を破砕したもの。
燻製を作るときの桜チップ。


はいはい。

まあ、前置きは
この辺にしておいて、

北海道でチップと言えば
「ヒメマス」のことです。

先日、支笏湖を訪ねた際、
湖畔にある小料理店で
ひと休みしました。

折しも6月1日から
支笏湖チップ漁が解禁。

アイヌ語で「薄い魚」
カパチェプ(kapacep)が
チップの語源だとか。

魚を意味するチェプ(cep)が
訛って「チップ」となった。

ふうむ。なるほどね。

陸封されなければ
海に下りて紅しゃけに
なるはずだった「チップ」。

だからその身も
鮮やかなべにいろです。

だれがつけたか
その名も「ヒメマス」。

味も姿もまさにエレガンス。

いにしえの
ロマンに想いを馳せて。

やっぱり
初ものの味は格別ですね
。kyokukenzo
コメント
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