KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2025

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

商売は対等。

2017年06月23日 | 洋食
大和ハウス工業の創業者
石橋信夫さんのエピソードを
なにかの機関誌で読みました。

まだ創業間もないころに
石橋氏が松下電器産業
(現パナソニック)の
仕事を受けたときのこと。

「納入後現金払い」の約束で
受けた仕事でしたが、
渡された「現金」は半分で、
あとの半分は「手形」でした。

石橋氏は自ら
手形を返しに行きました。

「うちの手形を突き返して
きたのはおたくがはじめてや」

という担当者に、
居住まいを正し「それでは、
品物を返してもらいましょうか」
と迫りました。


後に石橋氏はこう述懐しています。

相手がどんなに大きくても、
ちゃんとした仕事をしている以上、
対等や。

一寸の虫にも五分の魂。
その誇りを忘れたら将来は開けんぞ


これをきっかけに石橋氏は
松下幸之助氏と親しくなり
交友を深めていったそうです。

相手に決して媚びない。諂わない。

自信を持って商品を売る。
相手に利益を与えている以上

商売は「相手と対等」。

石橋さんには
到底及びもしませんが

そこの部分は私も、

同じふうに申し上げています。kyokukenzo
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