KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2024

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

寄稿文に涙する④。

2022年12月02日 | 和食
一昨日からの続きです~~

やがて
一ヵ月が過ぎた6月頃。

二人は
ほとんどこぼさず
汚さず、吐き出さずに
食べられるようになっていた。

私はクラスの皆をほめた。

それは同時に私の
敗北宣言でもあったと思う。

私は、二人は上手に
食べられないのだと
決めつけて

自分が食べさせなければ
とばかり思っていた。

つまり、
子どもの伸びる能力に
ふたをしていたのだ。

「先生はズルイ」と
いわれても
子どものくせに
生意気を言うな
としか思っていなかった。

子どもの発想は
素晴らしいと感動した。

子どもの気持ちを
真正面からうけとめる


二学期になり
運動会の練習が始まった。

子どもたちは
A子ちゃんとB子ちゃんと
一緒に練習したいと
言いだした。

二人は昨年まで
運動会に参加していない。

だが、
給食だって自分の力で
食べることができる
ようになったのだから

運動会も参加することが
できるのではないか。

私は前向きに考えていた。


~明日に続きます。kyokukenzo

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 休日の過ごし方。 | トップ | 寄稿文に涙する⑤。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

和食」カテゴリの最新記事