KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2024

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

カオルーン。

2016年09月20日 | 中華料理
夜は雨模様。

ビクトリアピークを諦めて
やってきたカオルーン。

カオルーン(=九龍)の
イタリアンレストラン。

いい感じだな。

東洋の真珠。

雑多な部分を残しながら
ゆっくり進化している。

ワンダーランド。香港。

初めて香港を訪ねたのは

いまから30年まえだけど

その時も歩いて、歩いて
迷って、迷って、迷った。

兄と二人でウラ路地の
屋台で飲んだスープは
最高にうまかった。

何が入っているんだろう。
寸胴を覗いてビックリ。

そこはご想像にお任せする。

ちょっとショックだった。

でも、それを見たときが
覚悟が出来たとき、いうか
腹をくくった瞬間だった。

なんでも来い!

今となってはどのあたりを
彷徨ったのか判らないが、
たとえば麻雀牌の製造工場。

デカ牌を直売してもらった。
重たかったけど持ち帰って
今も愛用している。

ツバメの巣の加工場では
ひとつひとつ、燕の羽を
掃除している様子を
道路から見ることが出来た。

今では考えられない
衛生環境だったと憶えている。

街のいたるところに
ワトソンズという
ドラッグストアがあって
チョコや菓子など買った。

ガラクタのような玩具も
たくさんそこで買った。

帰国してから、ほとんど
ママからダメ出しされたが
キーボードの練習機は
子供が喜んで遊んでくれた。

そのガラクタのおかげで
子供たちブラインドタッチが
できるようになっていった。

「パパの買ってきたもので
 役に立ったのはこれだけ。」

後になってママに誉められた。

そのあと30回ほど
ここを訪れている。

この30年。

香港は中国返還を経て
しなやかに変わった。

今では日本人観光客も
めっきり減って
ブランドショップに行列
という光景もなくなった。

でも、変わらないのは
たゆまなき「食」の追及。
奥ふかい香港の「食」だ。

今回の旅でも
つよく感じることができた。

さぁ。明日のプラン。

暗くて地図がよく見えない。

店のルーペでマーキング。

アバウトプランが定まった。

あとは近所の店を冷かして

ホテルに帰ることとする。

それにしても今日はよく歩いた。kyokukenzo

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 私の涙色。 | トップ | ブログの副題。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

中華料理」カテゴリの最新記事