うまいご飯。

無洗米を買ってきた。炊く手順はこうだ。

(1) 無洗米をカップで計る。
(2) 炊飯器に入れ、目盛より少し多く水を入れる。
(3) 1～2時間うるかしてスィッチを入れる。
これで指定の時間に美味しい白飯をいただける。

さて。

確かに便利なものだ。
無洗米と自動炊飯器があれば炊飯に
失敗することはほとんどないだろう。
インスタントラーメンより簡単だ。
米を研ぐ水と時間と労力も温存できる。

でもね。

寒い朝、冷たい水で米を研いだり、
失敗してメッコ飯やコゲにしたことがあって初めて、
「うまく炊けた」喜びを感じることが出来るんじゃないか。

メッコ飯でお粥にしたりコゲのおにぎりとかがあって
うまく炊けたときの白飯が本当に美味しいんじゃないか。

今日もうまく炊けたご飯を「あたりまえ」にいただいた。

shinnan.biz しんなんネット。

しんなんネットは
中華料理のワンダーランドを目指している。

美味しい中華料理を食べたい人。
美味しい中華料理を作りたい人。
美味しい中華料理の情報を知りたい人。
美味しい中華料理の情報を教えたい人。
美味しい中華料理の材料を売りたい人。
美味しい中華料理の材料を探している人。
美味しい中華料理の店を経営したい人。

美味しい中華料理のためにがんばっている
　晋南貿易株式会社について知りたい人。

このワンダーランドには
美味しい中華料理が大好きな人たちが
いつも集っている。

しんなんネットはそんな広場を目指している。

朝三暮四。

Ｎくんは人の嫌がるような仕事でもやれる。
誰も見ていないところでもコツコツやる。

でも口下手で自分の思いを表現できない。
会社でもみんなに引け目を感じている。

「Ｎくんはコツコツやるが、口下手だ。」
ちがうよ「Ｎくんは口下手だが、コツコツやる。」

最近、Ｎくんの表情が生き生きしてきた。

人を育成できる人。

「会社を良くすること」は私の務めである。

晋南貿易は100年企業を目指している。今年で創業58年。
100年企業の仲間入りまであと42年だが、私が係わるのは
せいぜい68年目位までだろう。

続けること。繋げること。そしてその先にある100年企業。
「人」を育成する。「人を育成できる人」を育成する。
良い会社には良い人がいる。良い会社は必ず続いていく。

晋南貿易が100周年を迎えるとき、生きていれば私は98歳。
ご指名いただければ「万歳100唱」したいと今から思っている。

温泉クラブ。

定山渓ホテル山菜＆道産鶏のヘルシーバイキング！が好評だという。
広告に「この季節だけの味覚山菜と安心安全北海道鶏肉を使った
ヘルシーバイキング！もちろんオープンキッチンの揚げたて天婦羅＆
出来たて中華など」とある。

先月、長女が「温泉クラブつくるから顧問になって。」と言ってきた。
・・・温泉クラブ？顧問って何をしたら良いの？とたずねると
活動内容は「温泉に入る」「顧問は何もしなくて良い」との返事だった。

そんなわけで何ヶ所かで「活動した」。顧問は運転と入湯代負担。
私は「札幌の温泉に全部行こう。ホームページも作ろう。」と提案した。
長女会長いわく「そんな頑張るクラブじゃないんだよね～。」
確かにそのとおりだ。がんばってまでくつろぐ必要はないのだ。

次は「定山渓合宿」を提案してみようと思う。バイキングも魅力だ。
顧問の出費は少しかさむが。

ハシゴする。

5時に札幌駅前・盛興飯店から。回鍋肉、溜肥腸、春巻。
サービスにジャンボ餃子。生4杯。軽くのつもりが・・・。
マスターとママに最近のお客さんの動向を楽しくうかがう。
今日も明日も宴会が入っているという。

北海ラーメン駅前店は会社員で超満員。かに玉と和ら麦で。
まったく、話をうかがえるような状態でない。

新しい地下道を南下して昭和ビル・五福。ピリ辛イモと生を。
会社員風のお客さんが2組。ゆっくり食事を楽しんでいる。
ママと少し話が出来た。いつも明るい。

ススキノへ。ニッカウィスキーの看板も節電で消えている。
歩く人も少ない。時計は8時。社交会館・大和家分店へ。
生ビール。サヨリ、コハダ、鯨ベーコン、マスコ、サバ・・

やはり客足は遠のいているという。観光客が来ないという。

ススキノを歩くのは本当に久しぶりだ。
今日行ったお店では、みんな私たちを微笑みで迎えてくれた。

大変な世の中になってきた。でも、みんな変わらずいつまでも
元気に笑い合える仲でいられたらと、思いながら帰途についた。

先憂後楽。

Ｘ星の住人に誘われて昼ごはんに出かけた。大通にある札幌後楽園ホテルが
「東京ドームホテル札幌」へホテル名を変更するという。（画像：Ｘ星住人提供）

私は「後楽園」という名前に「想い」があって、少し寂しい気持ちがしていた。
子供のときから熱狂的なＧ党。「巨人・大鵬・玉子焼」いずれも大好きで育った。

東京に住んでいたころは巨人戦があると、後楽園球場に勤めていた嫁さんに頼んで
席を確保してもらい、仕事を早く終えては球場へ通った。

金も地位もないあの頃だが、時間だけはたっぷりあった。大好きな巨人軍の試合を、
大好きなサッポロビールを飲みながら、大好きな嫁さんと一緒に観ていた。
私の宝もの。

「天下の憂いに先立って憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」という後楽園の心は
あの頃に知った。「先憂後楽」。そして後楽園から東京ドームシティへ。

東京ドームホテル札幌では、むかし話で盛り上り、美味しく楽しいひと時だった。
東京ドームはこれからも、私たちの心に「宝もの」を与え続けてくれるのだろう。
私の「後の楽しみ」は札幌ドーム球場で。今では娘がファンクラブに入って席を
確保してくれる。

「緑花」の「ドームシティランチ」をみんなでいただきながら、そんなことを考えていた。

多くの想い。

大通ビッセ・季璃香にて。

石井オーナーシェフが心を込めたこの前菜には、農家の人、漁師の人、
畜産業の人、調味料を作る人、陶芸家の人、テーブルクロスを作る人、
テーブルを作る人、椅子を作る人、店の内装をした人、食材を販売する
晋南貿易株式会社の人・・・等々、多くの方々の想いが詰まっている。

美味しく楽しく中華料理を食べる事が出来るのは、たくさんの人たちの
想いを結集しなければ為し得られる事ではないと、私はいつも思っている。

今回の震災では、物流分断という原因以外でも工場・倉庫の倒壊などで
製品が北海道へ届かないといった事象が数多く発生している。

また工場は無事でも、原料が入らない、資材が入らない、ラベル用の紙が
入荷しない、水が使えない、計画停電で操業できないなどの理由で製品が
北海道へ届かない事象も毎日のように報告されている。
　
モノを作るのはひとつの所、ひとつの力だけでは成り立たない。
今まであたりまえと思っていたことが実はあたりまえではなかった。
さっきまで大丈夫だったものが大丈夫でなくなる。情報も倒錯する。

自分。自分と家族。自分と会社。自分と仲間。自分と仕事。自分と社会。
そのあり方、係わり合いを、今しっかりと見つめなおすべきと強く思う。

この度の東日本大震災で被害に遭われた皆さまに謹んでお見舞いを
申し上げますとともに、一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　晋南貿易株式会社　曲 健三

花に寄せて。

Lちゃん。おめでとう。今日から社会人。
胸をはって、その一歩をふみ出してください。

4年間の東京ひとり暮らし。
学業。日々の生活。部活。就活。よく頑張ったね。
でも楽しい事もたくさんあったと思う。友達もできた。

そして、つらく大きな悲しみを経験して、受け止めて
卒業を迎えた。卒業式は中止になったけど。

今日は少し緊張して、でもいつものままの君で、
自信を持って、あたらしい環境にのぞんで下さい。

リビングのハナキリン。花言葉は「自立」だって。
きっとママも空から見守っています。　kyokukenzo