気儘な日々をおくるポンコツですが、土日に限って何かと忙しくなる事が多いのです。
今日も、ハンドリングのレッスンはお受けする事が出来ませんでした。
昨日オーナーさんからの相談があって、午後四時に怪我をした一頭が運ばれて来ました。
左脚を完全に拳上した状態です。
触診してみましたところハッキリとしたドロワーサインが出ていて、前十字靱帯の損傷が
疑われます。
幸い関節軟組織の腫れは少なく発熱も余り感じられません。エンドポイントも確認出来て、
完全断裂では無いように思えました。
帰宅すぐに痛み止めを投与し、15分間のアイシングの後、「特別室」に入居して頂きました。
◇夜になって、関西方面に出張中の獣医さんを携帯電話でつかまえ、無理やり明日の予約を入れました。
患犬さんは、慣れ親しんだ我が家に気が休まってか、特別室のマットにうずくまり、心地良さそうに鼾をかいて寝ています。
◇犬達が元気なのはいいのですが、「好事魔多し」とはよく言ったもので、元気な時に限って怪我を負う事があります。
◇低気圧の近づく梅雨の時期の怪我は、頻度としては高い方です。(ラブラドールの場合)
◇春のままの給餌が続いて、太目になっていたり。
五月ごろの活発な活動の疲れが出て来るのか、筋肉に柔軟性を欠いたり。
◇普通なら何でもない事が原因で、思わぬ怪我を負う羽目になり易い時期なのかもしれません。
◇太っていて活発な子達は、十分に気を付けて見守って居てあげて下さい。
若しもの時は「絶対安静」を心掛け(ケージなどに入れて、給餌や排便を制限します)、すぐに専門医のいる病院に相談して下さい。
怪我は初期の処置が良ければ、治療も複雑にならずに済みます。
そして、治療後(手術など)のリハビリ等がスムースに進むものです。
当然、回復は早まり、再発もしにくくなります。
※飼い主である人間の方も、鬱陶しい時期に怪我をする人が少なくありませんから、十分にお気をつけて過ごして下さい。
老婆心ながら、、、一言。
皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
これからも、気長にのんびりと読んでいただければ幸いと存じます~。
「ラブラドール」に関して、気になる事やご相談事等がありましたらお気軽にメールして下さい。
出来る限りお役にたてればと思っています。
一息つかれましたらワンクリック宜しく御願いいたしま~す。
そしてトリプルスターのカレンダーは此方ですご見学希望の方は、ご参考に願います。