ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

★★★ 母子ともに順調、日曜日・・・

2009年06月28日 | トリプルスターの日常



零時半起床~顔を洗って産室へ、、K子さんと交替。
毎日の日課です。
アンジェラの育児は順調に行われています。
6頭の仔犬達の出産時の平均体重は400g。
産後13日目の今日、約1000グラムに増えました。
大き過ぎず、小さ過ぎず、育児と管理は上手に出来ているようです。


     
◇二度目のお産と言う事を割引いても、一度目にも増して上手に子育てするアンジェラには感心してしまいます。
育児の手を休めてリラックスする方法も上手く、普段のおっちょこちょいなアンジェラからは想像も出来ない位なのです。
そんなお母さん犬アンジェラを、ポンコツならずとも見直してしまう日が続いています、、、。
     
◇綺麗に何事も無く記録されている「パピー管理表」。
生後二日目に体重減少を示した仔犬がいたのは、稀なケースと言えます。
帝王切開時に、不妊の処置(子宮及び卵巣摘出)を行ったせいなのかもしれません。
若しくは、母犬の年齢がやや高かった(5歳9か月齢)からなのかも知れません、、、、。
初乳の出方が不足していました。
     
◇仔犬達が健全に育っている証拠に、産室の匂いは母乳の良い匂いに満ちています。
仔犬の排泄物は、アンジェラが丹念に処理(舐めてしまう)してしまうため、敷物の汚れさえありません。
※産箱の床には部屋に敷くのと同様な「お風呂マット」が敷かれています。その上にペットシーツが敷き込まれ、更にアクリルの毛布が
敷かれています。アクリルの毛布の上には薄手のブランケットが敷かれていますが、これは仔犬達の尿を吸収させる役目のものです。
冬場の産箱には部分的にヒーターが敷かれますが夏場の産室にそれは必要無く、扇風機の風が上手く吹きこんで来る様に置かれて
いるくらいです。
     
◇仔犬達の爪を切りました。
前足の爪が伸びると、授乳の度ごとにお腹を傷つける事になります。
前足の爪は「こまめに切る」様に心掛けなくてはいけません。
仔犬達はひっくり返しに持ち上げられて、嫌がる素振りで芋虫のように身をくねらせますが、二ッパーを使って上手に切る様にします。
この繰り返しから、仔犬達には人の手を嫌がる事が無くなり、身を委ねる術(すべ)を会得して行くようです。(人に従う一歩が踏み出
される瞬間ですね。)
繁殖者(ブリーダー)は、面倒がらずに行わなければならない定期的作業の一つとも言えます。
※但し、後ろ足の爪は、起ちあがって歩ける様になるまでは切りません。
前足同様に切ってしまっては、引掛りを無くして足を滑らせてしまうからです。(立ち上がりが、やや遅れます)
     
◇縫合の跡が良い状態になりましたので、抜糸を行いました。
抜糸時期に関しての見解は、幾日か前に執刀して戴いたT獣医師に確認をとってありました。
普通の帝王切開に比べ、倍の長さの縫合がなされていました。(18~20針)
※帝王切開など、子犬出産の為の手術後の抜糸は、病院へ母犬を連れて行って行う事はありまん。
「感染症」などに一番注意しなければならない時期だけに、細心の注意が必要とされるからです。
抜糸に必要な器具(抜糸の為のハサミやピンセット)を持たない母犬の持ち主は、獣医師に往診などして貰う事が望まれます。
抜糸が終わって、暫くお腹を天井に向けて目だけ動かしているアンジェラ。
犬も五歳を過ぎれば「肝」が据わって参ります。
但し、あまりふてぶてしくなられてしまうのにも、困りものですが、、、、、、。  


 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
これからも、気長にのんびりと読んでいただければ幸いと存じます~。
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